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2018年 05月 01日 ( 1 )
あなたの世界の終わり
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『あなたの世界の終わり -「目覚め」とその“あと”のプロセス-』
アジャシャンティ著

なんとも衝撃的なタイトルの本です。
先日、友人に紹介してもらい、昨日読みました。

この本に書いてある「目覚め」とは、それまで”私”と思っていたものが、実は全然違った!という、一瞥(いちべつ)体験のことです。
大抵、私たちは自分のことを自我(エゴ)だと認識していますが、本当の主体はヨーガでいうところのブラフマン(梵)、本書で言うところの「一(いつ)なるもの」なのだということが、強烈な直覚として経験されるのです。

本書によるとその体験は一瞬で終わることもあれば、数日~数か月にわたって続くこともあるのだそうです。
しかし、その一時的な一瞥体験を得たからといってそのまま悟りが定着するというケースはまれで、その後、主体を自我に置いたり「一なるもの」に置いたりと錯綜する時期を得て「定着した」覚醒状態に入るのだそう。


本書がおすすめなのは、とにかく著者の洞察が深く、説明が中立で、丁寧かつ親切であるからです。
沢山の人が一瞥体験を得て、「定着した」覚醒状態に入っていくのをファシリテートしてきた人物だからこその内容です。一瞥体験を一時的に体験した後に陥りやすい状態についても、詳しく書かれていたのも、良かったです。

というのも、私は去年の今頃、主体だと思っていた自分が実は客体だったという体験を突然して(後から考えるとこれが最初のプチ一瞥体験だったと思うのですが)、それから深刻な虚無感に襲われた時期がありました。
それ以外にも、それまで感じたことの無かった感覚が突如として出現したり、ここには書けないような奇妙な体験をしたりと、今振り返ると「あの頃は色々あって大変だったな・・・」と思うような体験をいろいろして驚きっぱなしでした。
それらについても、ちゃんと、この本に説明してありました。

一言で言えば、起こってくる出来事にあまり過剰に反応する必要はなかったようです^^

****

やさしい言葉で書かれていますが、ものすごいことが書かれています。
一回読んで消化できるような内容では、ありませんでした。

”私”が目覚めるのではないのです。
”私”が悟るのでもないのです。
自我は目覚めない。
「一なるもの」が、”私”から目覚めるのです。


(本文より)
・・・
もしそれが本当の目覚めなら、目覚めたのは「自分」ではないことを私たちは知ります。
目覚めが、「自分」”から”目覚めたのです。
スピリットが、エゴとの一体化から目覚めたのです。

エゴは目覚めませんし、「自分」も目覚めません。
そして私たちは「エゴ」ではなく、「自分」ではないのです。
私たちは「エゴ」と自分に目覚めているものです。
私たちは世界に目覚めているものです。
この観点から見れば、私たちはまた全世界でもあります。



愛と感謝をこめて








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by ramram-yoga | 2018-05-01 23:51 | | Comments(0)