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2010年 05月 14日 ( 1 )
高所トレーニング2
明々後日からのチベット行きに備えて、昨日・今日と東京にある低酸素施設ミウラドルフィンズへ、最後の高所訓練を受けに行ってきました。

a0118928_22532228.jpg夜は低酸素室へ宿泊して空気の薄い環境に身体を慣らし、トレーニングでは今回私たちの行く最高の高所・ドルマ峠と同じ標高5800mに設定された低酸素室で、自分の身体がどう反応するかを確認し、酸欠状態になった時の行動の仕方や呼吸法など対処法を学びました。

さてこの好機に、かねてから実験してみたかった、ヨーガの呼吸法による体内の血中酸素飽和度(SpO2)の変化を調べてみました。
その中のいくつかを記載しています(注:私の場合です)。

 【標高4500m地点の血中酸素飽和度】
 安静時:84~85%

 ★上昇した呼吸法
  ・アヌロマ ヴィロマ 10回×2ラウンド 93%
  ・アグニ プラサーラナ 30回×3ラウンド → 93%
  ・ディールガ シュワーサ プラシュワーサ 10回 → 97%
  ・ドッグ ブリージング 30回 → 98%
  ・走った後のようなハァハァという呼吸 → 96%

 ★下降した呼吸法
  ・ナーディー ショーダン 5分 → 75~85%を激しく行ったり来たり
  ・サヒタ クンバカ 5分 → 65~75%
  ・瞑想状態 (呼吸法ではありませんが) → 83~85%



以上、簡単にまとめると激しく圧がかかるような呼吸法は全て血中酸素飽和度は上昇、細く長く息をする呼吸法は一様に下降しました。

サヒタ クンバカ(止息を入れた呼吸法)では、ガクンと一気に60%台まで下降しました。
平地ですと、この数値は既に死亡している危険な数値です。


歴代のヨーガ行者は、わざわざヒマラヤという空気の薄い過酷な環境に身を置き、さらに呼吸法でわざと酸欠の状態を作り出すことで、いわば死と隣り合わせになるほどの大きな打撃を自ら自分に与えていた、ということになります。

それほどにまでしてでも求めるものが、きっとその先にあったのでしょう。


さて私自身はその地へ行き、いったいどんな反応をするのか、どんな自分が顔を出すのか、とても楽しみでありどきどきもします。


     標高6000m
    酸素量は地上の半分以下
    動植物が生きられない世界
    人も生活できない世界
    どんな世界だろう



この詩はトレーニング施設に貼ってあったポスターに書いてあったのですが、まさにそんな気持ちです。



sachie
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by ramram-yoga | 2010-05-14 23:24 | チベット聖地巡礼2010