産前産後で4か月間お休みをいただいていました。
復帰当日の朝、起きた時からウキウキしていることに気がついて、自分は本当にヨーガのレッスンが好きなんだなぁと、改めて思いました。
レッスンの翌日、筋肉痛になりました(笑)
自分のやるレッスンで、当の本人が筋肉痛になるとはね・・・。
日々の体へのケアの積み重ねって、大きいです。
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この産休の間、今後の自分の方向性について、繰り返し考えていました。
私はこれから何を指針にして活動をしていくのか。
そんな中、日々ひたすら、赤ちゃんのお世話をしながら思ったことがあります。
求められることに応じる、それが存在の原点であり、指針にするとすればこれ以外に無いのでははないかと。
赤ちゃんは絶対的に、自分の命を私に預けている。
必死で私のおっぱいを吸う赤ちゃんは、そうすることで生命を存続させていく。
その一方で、お世話する私の方は、求められることによって、今ここに存在しているという事が際立っていく。
赤ちゃんがいることによって、私の中にあるものが現れ出る。
この感覚だな、と思いました。
求められ、それに応じる。
そうすることで存在が際立ち、いのちが展開していく。
求められたことに対応する、ということは、その人が内側に秘めているものが、そこからひらいていく、ということ。
もっというと、そういった自分以外との関わりの中でしか、自分はあらわれてこない。
個としての生命体は、それ以外のものに完全に依存してしか存在し得ない。
逆説的であるけれど。
私は何にどんな風に求められているのか。
それを意識してみると、ものごとがシンプルに見えてくる。
何かの基準に合わせるのでもなければ、誰かのおめがねにかなうように背伸びするのでもない。
ありのままの私で、かざらずにいたときに、その私めがけて向かってくるものもまたはっきりとしてくる。
そこに対応していく。
存在をかけて。
そうすることで、自分の内側から何が展開していくのか。
それが、楽しみでもある。
私にとって、ヨーガのクラスはその大切な場のひとつになっています。
愛と感謝をこめて
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