Ram-Ramのホームページはこちらをクリックして下さい |
日に日にそのような感覚が強まってきています。 すべてを有している”わたし”が、人間存在としての”個”を生き、他の誰かや何かと接することによって、そこに自分自身を映し出している。 ただ、それが起こっている。 あらゆる意識状態が、わたしの内側にある。 過去や未来も、実体として存在しているのではなく、すべて今ここに、わたしの内側にある。 もし、自分の内側にすべてがあるとは思えないのなら、それはきっと、物質世界を中心に物事を捉えているから。 確かに、実際今、手元にはありあまるほどのお金もなければ、豪邸も高級車も持っていないかもしれない。 でも、それらを手にした時に感じるだろう裕福な感じや満ちたりた感じ、そして外側にそれらを見いだすことができる感性は、今すでにわたしの内側にある。 そういうことです。 外側に見出しているものは、すでにわたしの内側にあるものなのだ。 そう実感するとき、恐れというものが無くなります。 なぜなら、何かを失うということは、実はないのだということが分かるから。 あなたはかつて、そしてこれからも、何も、失うことはない。 例えば、あなたが、誰かと一緒にいると満ちたりて、幸せな気分になることができるとします。 次第に、あなたはその人を求めるようになります。 その人に会いたい、一緒にいたいと。 そしてだんだんと、その人を失うことを恐れるようになります。 あるいは、あなたに新しい知識を与え、気づきと智慧を与え、導いてくれる人がいたとします。 次第に、あなたはその人を求めるようになります。 この人がいるから私がいる、もはやこの人なしではやっていけないと。 そしてだんだんと、その人から離れることを恐れるようになります。 でも、本当は、そうではないのです。 その人と接触することによってはじめて得られると錯覚しているものは、実はあなたの内側にすでにあったのだから。 他の誰でもないあなたが、その人と接することによって、自分自身の内側にあるものを映し出しているに過ぎないのです。 そのことに気づくと、恐れから行為することが無くなり、歓びから行為するようになっていきます。 外側に見出しているものは、すでにわたしの内側にあるとするなら、どんなに問っても、その問いに答えを与えてくれる人はいない。 自分の外側に、答えなどない。 人生の意味にも、何かの現象についての説明にも、正解はない。 それは、あなたが自分自身で回答を見いだしていくもの。 あなたは、答えを外側に求めるほど、非力な存在ではない。 外側に答えなどなかったのだということに脅威や落胆を感じるなら、それはあなたがこの宇宙の創造主を自分の外側に想定していて、自分をその被造物だと捉えているから。 でも、実はあなたは被造物ではない。 誰かに作ってもらい、最初から運命を勝手に決められているような、あなたはそんなちっぽけな存在などではない。 別に、この感覚がよく分からないからといって、あせる必要もない。 分かる分からないを別として、これが真実なのだと思うのです。 もうすでに、すべてを知っているあなたが、今この言葉に触れて、何かを感じているのだから。 愛と感謝をこめて
by ramram-yoga
| 2019-01-19 21:38
| "わたし”との対話
|
カテゴリ
Infomation
YOGA マタニティ・ヨーガ 心身医学・統合医療 アーユルヴェーダ ヴェーダンタ哲学 瞑想 ことば・メッセージ 本 最近のいろんなこと INDIA music 音楽療法 チベット聖地巡礼2010 内観 活動記録 出産・子育て 心理学とヨーガ 摂食障害 転換のプロセス 大学院生活 仏教 非二元 社会的視点 死生観 drawing "わたし”との対話 Ram-Ram's Room の四季 Ram-Ram's Lab 中心の一点 以前の記事
2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 06月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 04月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||