
今週はいろいろなところに足を運んでいます。
今日は、サンダーバードと北陸新幹線を乗り継いで、富山へ。
加賀温泉を過ぎたあたりから急に地平がどこまでも開けていき、雄々しさとおおらかさを感じます。
現地で数時間仕事をして帰るというとんぼ返りの旅程でしたが、それでもその土地の雰囲気を十分満喫できました。
北陸の土地と人の、奥ゆかしい華やかさに、魅了されつつあります。
そして、聡明な方が多い印象です。
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さて。
いろいろなことに一区切りがつき、今日は車中でゆっくりと読書できました。
自分が日々やっていることを「本当にやりたいか?」とひとつひとつ自分の心に訊いてみたのですが、読書はやっぱり好きなんだということは再確認できました。
じっくり腰を据えて読もうと思っていた、この本。

心深くに響いた何節かを、ご紹介します。
*あなたたち、本当のあなたたちは、外側のもの、目に見える形ではなく、また、現象我が本当のあなたたちでもない。
なぜならそれはあなたたちの真我の相とは遙かに隔たっているからである。
*見えるものと見えないものとの間に或る壁があってわたしたちを引き離しているように思われるが、それは事実ではない。
自分の心の中以外には障壁などないのである。
互をへだてる障壁は心の中のみにあるのである。
ではこの障壁、この隔てを、理解と愛とによって除くがよい。
*時間というものは存在しない。
わたしは過去に存在したように今も存在しており、今後も常に存在する。
このことを悟得すれば、あなたたちは自分も又全能者の生ける表現であることを銘記しなければならない。
*認識がまず第一である。
次に十分に把握をし、静寂の時間(複数)を置くようにすれば、わたしの力があなたたち自身の意識の中で発達して行く。
しかし意識は実は只ひとつあるのみであって、それが全宇宙にわたって具象化しつつあるのである。
それが大生命自身の中なる意識である。
大生命がすべての形態あるものを創り給い、その形態の中に大生命がその栄光を意識的に顕現しうるようにし給うたのである。
*此の故にわたしは本性という最奥の面に現れる。
此処には何ら死の如きものの存在しえないことをわたしは知っていた、それは人間の制約された心の中にしか存在しないからである。
この驚くべき久遠生命の真理をあなたたちが把握しえた時、この生命自身はいわゆるの死に影響されることはない。
愛と感謝をこめて