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意識科学の時代へ
研究会三昧の3連休です。
昨日はRam-Ram's Roomにて、専門職向けの催眠ワークショップを開催し、みっちり実習をしました。

今日は京都にて「宗教と科学の対話研究会」に出席。
この研究会ではいつも、自分が見ている世界を広げてくれるような示唆に富んだ内容のお話を、時代の最先端を行く研究者の方々から直接聞くことができるので、今回も楽しみにしていました。

タイトルは ”物質と精神を統合する意識科学~宇宙は高次元意識場「意識が物質・現象を創る」~”。

今回話題提供してくださったのは、人間科学研究所所長の米田晃先生と、前田技術研究所所長の前田豊先生でした。
お二人とも科学者であり、『意識科学 意識が現象を創る』という著書の編著者でもいらっしゃいます。

私も、今回の研究会に参加するにあたり、その本を読みましたが、最近の量子力学や素粒子物理学の研究を極めていかれる先生方の世界観と、仏教やヨーガ、そして”気”という概念を含むいわゆる形而上学における世界観とは、驚くほど本質のところで一致している、と感じました。

著書の中で、元通産相電総研主任研究官で、日本意識工学会会長でいらっしゃった猪股修二博士の言葉が紹介されていますが、そこにそれが端的に顕れているように思いました。


”この宇宙の究極の要素は意識である。
 物質とエネルギーは意識から生ずる。”


お話の中で、特に印象に残ったキーワードが”ゼロポイント”でした。
潜象界、つまり物質になる前のエネルギーが現象の世界にポンとあらわれ出る時、それはゼロポイントを介してである、ということ。
実と虚とのちょうど境にあるゼロポイント、極みの1点。

目の前にあらわれている現象をより根源的本質的に理解しようとするとき、必然的に目に見えない、精妙な次元に意識を向けざるを得なくなっていきます。
例えば、目の前のクライアントさんを見るとき、表面的な言動や感情的反応にフォーカスするよりも、その奥にあるエネルギー状態や、向かっていこうとする方向性のようなものを感じ取る方がより本質的な理解になると思って、そうしています。
ですが、まだまだ自分の感じとっているエネルギー状態は粗雑で、もっと精妙な視点からクライアントさんを見ることができないかと思っていたところでした。
その究極的な視点が、きっとゼロポイントにあるのではないかと、思っています。
ゼロポイントから、クライアントさんを見ると、どんな風に見えるのだろうか?
そこは二極性を超えている場所であるはずです。


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講師の先生は、お二人とも、人格的に素晴らしい方でした。
ゆったりとくつろいでいて、参加者のどんな質問にも真摯に耳を傾けて答えてくださいました。

私は特に米田晃先生に親しみを感じ、研究会終了後にご挨拶しましたが、ちょうど先生が1冊だけご著書を持参なさっていて、運よく購入させていただきました。
丁寧にサインもしてくださいました^^

いただいた言葉は、
「いのち輝かせて生きる!」
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愛と感謝をこめて










by ramram-yoga | 2018-09-16 23:00 | 最近のいろんなこと
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