先日、あるお方のからだに触れていると、こちらが突き返されそうなほどのエネルギーを感じました。
初めてお会いしてから数年間、ただただ無色透明の深い静寂が広がっていたその方の内側が急に一転して、豊かで明るい色彩を放ちながら躍動しているように感じられました。
まさに、満を持して訪れた変化です。
「満を持する」、「時が満ちる」という言葉があるように、本当に物事にはそれぞれに”時(とき)”というものがあると感じています。
それより早くも遅くもなく、まさに”そのとき”なのですよね。
あ、つながったのだ、と思いました。
その人において個人として現象している”私”と、その私をいつも観ている側のもう一人の自分が。
根源的・普遍的な根源的いのちが、人間存在としてその姿をあらわそうとするとき、その存在においていのちがより十全にあらわれるほど、現象としてのその人はよりエネルギッシュに、色彩も個性的な豊かさを放つようになると感じます。
真ん中の白いのは、スシュムナ―管。
尾骶骨から頭頂まで貫かれる、プラーナ(気)の通り道です。
ホースの中を勢いよく水が流れているようです。
物質世界(現象界)は気の状態(潜象界)との間に時差があるので、今回感じたこの状態は、これからこの方が自己を十全に発揮しながら生きていくようになることを、少し前もって垣間見させてもらったものなのだと思います。
さて、これからどうなっていかれるのでしょうか^^
愛と感謝をこめて