今日は、精妙なものに意識を合わせやすい日でした。
庭で花々のお手入れをしていると、お花たちが普段は人間には見せることのない、自分たちの奥深い世界へとすぅーっと誘ってくれたような気がしました。
花と人間との関係について、今日感じたことを、書き留めておこうと思います。
****
お花の苗は、華やかな花が、たくさん、そして長く咲くように、実はかなり人工的に加工・改良されています。
最近、その生産過程を聴き、ちょっと驚いてしまうほどでした。
でも、花たちは(”花たち”というより、花を表現している意識体といった方がいいでしょうか)、自分たちが人工的に加工されることを嫌がっているのでは、どうやらないようなのです。
それよりもむしろ、人工的に加工されることを積極的に引き受け、より人間と親密になる、という道を選んでいる。
そんな風に感じました。
花は、人間に対してとても好意的に存在している。
人間に自分を加工されてまで、人間とともにあろうとするその姿に、感動を覚えます。
無防備に自分を差し出すということはこういうことなのか、と。
そんな、懐の深い愛の表現を私たちに見せてくれるお花たちですが、一方で可愛らしさもあってとってもキュートです。
お花は人間の手入れをとても喜びます。
人間に注目されること、「きれいだね」と愛でられることが、大好きです。
時々「私を見て!」とアピールしてくれる花も^^
そして、自分たちの美しさで、人が幸せになると、満ちたります。
******
庭に咲いている、なでしこのお花。
最近釘付けにされるのは、つぼみから開花するところです。
見てください・・・時計回りの渦。
まさに開かんとしています。
発散・放射のエネルギーが、一つ一つのちいさなつぼみにこうして形となって現れています。
そして、数時間後には見事に開花していました。
なでしこの花びらはやわらかくて、虫さんが大好き。
咲くたびに虫に食べられてしまいますが、次々と可憐な花を咲かせていきます。
ほら。
今日の夕方に撮影した、開こうとするつぼみ。
やっぱり、時計回りの渦巻き。
明日には開花でしょうか^^
愛と感謝をこめて