Ram-Ramのホームページはこちらをクリックして下さい
社会的視点から身体感覚を捉える
a0118928_16021028.jpg
今年4月から出席させてもらっている、京都大学の「現代社会論演習」の授業も、今日で前期最終回でした。
講義というよりはゼミといった方が近い感覚のこの授業で、今まで出会ったこともないような分野の方々と交流し、今まで持ったこともなかったような視点を得られたことは、私にとって大きな収穫となりました。

前回と今回の授業では、出席者の一人一人が自分の関心ごとや、これからの方向性をまとめて授業の中で発表するという内容でした。
皆さんおひとりおひとりの発表に、また新鮮な刺激をたくさんいただきました。

私も今回の機会に改めて、自分の一番の関心ごとは何かと考えてみましたが、出てきたのは意外にもとってもシンプルなことでした。
それは、身体感覚。
ということで、「身体感覚に気づくことの臨床的意義」と題し、今の自分の考えをまとめて発表しました。

すると、なんと、それを頷きながら聴いていた広井先生が、上記のような図を黒板に描きながら、私の発表を社会的視点からまとめてくださいました。
個人と社会と自然という、重層的構造がある(三角形の図)ように、個人そのものの中にも重層的構造がある。
それは、個人(自我としての私)と、社会的関係性の中の私、そして身体/生命としての私。
現代の日本社会に生きる私たちは、社会的関係性(つまり世間体や他人からの評価)を重視しすぎるあまり、自分自身の身体/生命といったものに気づきにくい事態となってしまっている。
それに対し、身体感覚に意識を向け、そこに気づいていくこととは、まさに身体/生命に気づき、人間の本質的部分に立ち戻るきっかけとなるのではないか。
そのようなお話をしてくださいました。

なるほど!と、納得。
自分の考えを第三者の言葉で聴くと、また違った印象を受けるのが面白い。
いつも、目の前の人や事象など、ミクロレベルで物事を捉え、考える傾向のある私ですが、このように他者の視点で改めて自分のやっていることを眺めるというプロセスは、とても新鮮でした。

最近は、だんだんとアウトプットの機会が増えてきています。
このブログも、私にとっては貴重なアウトプットの機会です。
自分の体験したこと、感じたことをこんな風にアウトプットすることで、それがどんどん展開していくのですね。
10月から始まる後期の授業も、楽しみです。







[PR]
by ramram-yoga | 2017-07-12 16:29 | 社会的視点 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 放射する光 もうひとつの顔 >>