人間において生きるとは、ただ単に生き永らえる事ではない。
人間において生きるとは、何の為にこの命を使うか、
この命をどう生かすかという事である。
だから、生きるとは、命をかけるという事だ。
命の最高のよろこびは、命をかけても惜しくない程の対象と出会う事にある。
その時こそ、命は最も充実した生のよろこびを味わい、
激しくも美しく燃え上がるのである。
君は何に命をかけるか。
君は何の為に死ぬことができるか。
この問いに答える事が、生きるということであり、
この問いに答える事が、人生である。
芳村思風著『人間観の覚醒』より
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今年初めて開いた本の、一番最初に書いてあった言葉です。
年のはじめに、身が凛と引きしまる思いでした。