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お母さん、笑って
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今朝、いつものように台所仕事をしていると、傍で朝ごはんを食べていた息子が笑顔で私の顔を見ていることに気づきました。
控え目な声で何か言っているのでよく聞いてみると、「お母さん、笑って」と言っていました。

この息子の言葉を聞いて、驚きました。
なぜならこの言葉は、私が小さい頃よく母親に言っていた言葉だったからです。

小さい頃の私にとって、母がニコニコと笑って自分の方を見てくれていることが一番幸せだったこと。
暗い顔をしたり、イライラしたりしていると、とても悲しく自分を責めたこと。
忙しそうに台所仕事をしている母に、いつ声をかけようかと、ずっと背中を見ていたこと。
・・・そんなことを、思い出していました。

今、私はあの時の母親の立場になり、そして息子があの時の私の立場になっていることになります。
子どもの頃見ていた、独創的で、そしてあんなにリアリティのあった世界。
ぬいぐるみや物にも人格が宿り、自然科学とは全く別の法則で、身の回りの現象が秩序付けられていました。
そして母親は自分にとって否定のしようがない完璧な存在で、自分の全てであったこと。
そんな世界観が今、少し遠くなっていると感じました。
時間が経ったからでしょうか、それとも、それらの世界に没頭するには少し忙しすぎるのでしょうか。

笑顔で傍に行くと、息子ははにかみながら私に抱きつき、私の膝の上に座ってごはんを食べ終え、機嫌よく保育園に行きました。
いつも息子がどんな世界で生き、どんな想いで私を見ているのか、改めて考えていました。


******


今朝子どもを保育園に送って家に帰ると、なぜか家の中がとてもあたたかいもので満たされていることに気づきました。
なんだろうと思ってしばらくそのあたたかさを感じていると、母の私に対する愛情だと分かりました。
先週末に仕事が入っていたので、母に来て家事や息子の面倒を頼んでいたのですが、きっとその時の気配が残っていたのだと思います。
人の想いというのは、こんな風にリアリティをもって漂っているのだなと驚くと同時に、愛情や祈りというものはとても強い力を持っていると感じます。
大切なのは、どれだけそれに気づく感性を持ち、育てていくかということなのだと思います。

日々の雑事に追われて見失いそうになっても、繰り返し立ち戻ってこれますように。
身近な人の想いに気づき、それを大切にするということ。
今ここに生きているということは、愛されているということ。
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by ramram-yoga | 2014-06-18 09:02 | 出産・子育て | Comments(0)
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