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2014冬季集中行at西宮
あけましておめでとうございます。

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2日~5日は、ヨーガニケタン関西支部で行なわれたラージャ・ヨーガの集中修行会に参加しました。
世俗の生活からしばし離れて心理作用のスピードを落とし、心静かに自分の内面を見つめていく時間が、1年のはじまりに持てるということは、なんと幸せなことでしょうか。

今回の修行会のテーマは「自己制御」、そしてその為には自分の心が清浄である必要性について、師匠の講話や瞑想の中で繰り返し自分を調べていきました。

瞑想では、今まで体験したことのないほど深い集中状態に導いていただきました。
それは例えれば、波ひとつ無い湖の水面のように、とても静かで精妙な状態でした。
しかし間もなく、湖の底からひとつの残存印象(記憶)が浮かび上がってきました。
その残存印象に心が反応し、それが水面に波紋となって広がっていく。
少し波立った湖面に、また次の残存印象が浮かび上がり、その波紋が先の波紋に重なり、そのようにしてだんだんと心が波立っていきました。
気が付くととても精妙だった心の状態が、どんどん粗雑になっていきました。
自分の心がどのように波立っていくのかを、スローモーションでつぶさに観察することができた、とても貴重な瞑想でした。

最終日には、今年一年どのように生きていくかについて、瞑想する時間をいただきました。
その時間にはっきりと浮かんできたキーワードをなんとなく思い出しながら帰宅の途についていたら、突然ひらめきました。
ということで、今年のテーマが決定。
「年中無休」です。
ちなみに休み無く働くということでは、ありません(笑)
一日一日、無駄にしない。
一瞬一瞬を目覚めた状態で迎える、ということ。
そして、去年は何日かできなかった瞑想も、今年は必ず毎日行うことを、胸に誓いました。


・・・人生を終えてこの世を去ろうとするとき、今私たちが所有しているものは、何一つ持っていくことができません。
生を終えたその向こうに、絶えず変化し滅び行く事物の背後に、一体何があるのでしょうか。
この問いには、回答がもたらされなければならないはずです。

私たちを真に満たしてくれる知識は、外側をどんなに探しても見出すことはできないと、ヨーガでは言います。
汲めども尽きぬ深い智慧は実はすでに私たちの内側にあり、自分の心が純化していくことによって、その智慧が光を放つようになるのだ、と。
今年も、自分の魂を少しでも磨き清めていきたいと思います。
by ramram-yoga | 2014-01-06 10:42 | YOGA
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