アドラー心理学の親教育プログラム“パセージ”を終了して2週間が経ちました。
学んだいろいろなことを思い出しては少し実践してみたり、噛み砕いて味わったりしている日々です。
中でも最後の章で学んだことが、強く心に残っています。
それは、「子どもの味方でいる」ということです。
…どんなときでも子どもの味方でいる決心をしましょう。
特に、子どもが学校や世間から責められているときに、味方でいる決心をしましょう。
親まで敵に回ってしまっては、子どもにはこの世に居場所がなくなってしまいます…
(アドラーギルド"passage"より抜粋)
大人の誰もが、かつて経験した子どもの世界。
純粋で感性が豊かで、また傷つきやすくとてもナイーブで、何よりも親の自分への注目関心を切望している子どもの心を痛いほど知っているはずなのに・・。
いざ親になってみると、自分の事や日々の雑事に終われ、子どもの心が時々見えなくなってしまうことがあります。
忙しく動き回るのをやめ、忙しく考えるのをやめ、ゆったりした気持ちで子どもに向き合うと、息子はそれこそ言葉通りむさぼるようにして私にしがみつき、ぴったりと離れません。
「お母さんは、どんなときでもあなたの味方です」
と、子どもに伝える練習をパセージでやりました。
それを毎日、息子に言っています。
1歳半の息子はまだ、「みかた」って何なのか、分からないはずなのに、私がそう言うたびに大ニコニコで、ぴょんぴょん飛び跳ねて喜びます。
何かが、伝わっているんだろうな。