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パセージ5章「目標の一致」
一昨日のパセージ(アドラー心理学にもとづく子育て学習プログラム)では、「目標の一致」を学びました。
前回までで学んだ、親は子どもの課題に干渉しないという「課題の分離」を行ったうえで、お互いが納得すれば2人でひとつの目標を“共同の目標”とすることができる、というもの。
たとえば、“子どもが夜9時に寝る”といった目標を、親子で共有するとすれば、子どもも9時に寝られるように努力するし、親がそのために何かできることがあれば協力していきます。

ここで、キーとなるのが、“意見”と“事実”を明確に分けること。
意見というのは、主観的。
事実というのは、誰の目から見ても明らかな客観的な事柄。

「夜更かしはよくない」「お行儀悪い」「怠けている」「いじわる」・・・
これらは、ぜ~んぶ、意見。
たとえ常識と呼ばれるような、多くの人に認められている価値判断でも、意見です。
でも親は、その“意見”を、あたかも“事実”であるかのように子どもに押し付けてしまいがち。
「夜更かしは駄目!」「お行儀直しなさい!」とかいったように。

パセージでは、親と子どもの人間関係は対等です。
対等であるとき、親は子どもに対して、意見は意見として伝え、提案するのです。

「私は○○と思うんだけど。」
「これは私の意見なんだけど・・・・。」

といったように。

このように、対等に相手を尊重した形で思いを伝えるときのコツを教わりました。

☆ヨコの関係に立つこと
☆ていねいな言葉遣いをすること
☆感情的にならないこと
☆合理的であること
☆妥協点を探すこと
☆子どもの断る権利を認めること

・・・・う~ん、難しい。
実践あるのみですね。

パセージのいいところは、実践型であるということです。
by ramram-yoga | 2012-11-01 22:22 | 出産・子育て
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