息子はもうすぐ生後半年を迎えます。
どんどん出来ることが増えて寝返りはお手のもの、周囲に興味あるものがいっぱいで手を伸ばしては口の中へ・・・とにかく、活発です。
また感情もますます豊かになり、喜怒哀楽の表現もはっきりしてきました。
一方、私はというとここ2週間ほどのハードスケジュールがたたり、疲労気味。
あれこれ忙しくしている最中に息子にこれでもかというほどの大声で泣かれると心が波立つ毎日でした。
しまいには、「私はちゃんと子どもに対処できていないのでは」と思いはじめ、とにかく誰かに話を聞いてもらいたくて行政の子育てサポートセンターに電話相談をしてみました。
すると、電話に出られたカウンセラーの方は私の話をゆったり聞いてくれ「家事や育児は60点できれば合格なのよ」と言ってくださり、短い時間の相談だったのですが大分心が軽くなりました。
いろいろアドバイスを貰った中で一番心に残ったのは「赤ちゃんはお母さんが大好きだから構って欲しくて泣くのよ」という言葉でした。
それを聞いてはっとした私。
今まで子どもが泣くと、子どもの気持ちを汲み取ろうと思う反面、どこか自分の至らなさを指摘されているような気がしていたことに気づきました。
知らず知らずのうちに育児に対する自信の無さが、そのような受け取り方に投影されていたのですね。
カウンセラーさんの温かい言葉に、そういえば最近流していなかった涙がどっと溢れてきました。
子どもは、泣いている私を不思議そうに、じーっと見ていました。
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・・・それからというもの。
お母さんのことが大好きだから泣くのだと思って聞く子どもの泣き声は、なんて愛しいんでしょう。
(写真は先日、湯船の中で抱っこされたまま寝てしまった子ども。
湯上りにバスタオルにくるむと、そのまま寝ました。)
sachie