今日、神戸市長田区の大正筋商店街で、お友達がゴスペルチャリティーライブをすると聞いて、聴きに行ってきました。
先日ハイチで起きた大地震の支援活動としてのチャリティーライブでした。
ゴスペルのメンバーさんたちの躍動感あふれる素晴らしいステージ。
歌詞は英語で分からなかったけど、メッセージは直球で胸に届いてきました。
人の想いって、言葉以外のルートでこんなにも伝わってくるものなんだなぁ、と思いました。
阪神淡路大震災から15年。
ステージのあった長田は激震区で、多くの住宅が震災の後焼けたのだそうです。
そして今年のハイチの地震は、神戸の大震災よりも遥かに大規模だった。
震災の痛み・つらさを知っている神戸から、ハイチへの支援を呼びかけていこう、広げていこう。
歌の合間にそんな呼びかけを聞きながら、どこか遠い国の出来事と思っていた自分に気づきました。
それに対して、自分のことのようにハイチの人々を思い、支援をしようと一生懸命になっている方々の熱意に心を打たれました。
歌を聴いている間、思いがけず涙があふれてきてずっと止まりませんでした。
自分でもびっくりしてしまいましたが、歌い手の純粋な心に触れたような気がして、胸が熱くなってきました。
涙とともになにか自分の中で凝り固まっていたものもすっと流れ落ちていくような気がしました。
そんな素晴らしいゴスペルメンバーを率いるそのお友達はクリスチャンですが、彼の信仰に対する真摯な態度にはいつも、頭が下がります。
我欲を超えて何かに自分を捧げている人って、どうしてこんなに人に「美しい」と思わせるのでしょうか。
見た目がゴージャスとか目立つとかではないのに、何か独特な輝きを放って人を惹きつけて放さない。
私の周りにも、ヨーガの先輩や知り合いの中にそういう方々がいて、今日のお友達もその一人です。
そして、その人の周りでは、ちょっと普通では考えられないような「奇跡」が起こりはじめる、そんな気がします。
この素晴らしいゴスペルグループの皆さん(と言っても、今日初めて結成されたらしいのですが)
第10回・新開地音楽祭にも出場されるみたいですよ。
お近くの方、是非どうぞ。
とっても、お勧めです^^
sachie