Ram-Ramのホームページはこちらをクリックして下さい
好意的な世界の中に私たちは生きている
a0118928_22581919.jpg
この世のどんなものでも
有害なものは一つとしてありません。
あなた方は敵意に満ちた世界に
住んでいるわけではないのです。

実は、あなた方を完全なる存在へと成長させ、
助力してくれるためにこれらの物事は存在しており、
その真っただ中に、
あなたは存在せしめられているのです。 

   スワミ・チダナンダ著「真理への解放」より




大好きな文章です。

この世界観、素敵だと思いませんか。

私はこの文章を読んで、小学校低学年だった頃のことを思い出しました。
その日は学校に体操服を持っていかなければならなかったのに、学校についてから体操服を忘れていることに気づきました。
気づいた瞬間、下腹のあたりがドーンと重たくなり、足がすくんで、冷や汗が出てきました。
・・・忘れ物をしたときだけではなく、何か失敗をしてしまった時、いつもその体の感覚がやって来ました。
失敗を極度に恐れ、失敗しないように細心の注意を払っていた私。
しかしどうしてもなくならずたびたびしてしまう失敗によって、その都度自分が苦しめられ責められているように感じていました。
何もなくても、次にいつ悪いことが起きるのかといつもびくびくしていた、まさにその頃世界は私に対して敵意を持っているように感じられていました。

今思えば無知な、幼い世界観でした。
しかし、実際は大学生になり、社会人になっても、その幼い世界観を終わらせてはいませんでした。
いつも、また何か悪いことが起きるのではないかと、びくびくしていました。
そして失敗すると、あの幼い頃の冷や汗が出る感覚がよみがえってくるのです。
あぁ、やっぱりまた悪いことが起こった。
やっぱり、やっぱり・・・。
そんな風にして、失敗と自責を結びつけ繰り返し繰り返し自分に刷り込んでいきました。
例えばどこかで頭を打つと、どこからともなく声が聞こえてくるような気がしていました。
「調子に乗ってんじゃないよ」って。
今思うと、自分自身が自分に暗示をかけるようにして言ってたんですね。

今なら、よくわかります。
自分のコンプレックスや劣等感によって、見る世界をずいぶん歪めていたことが。
今ではどこかで頭を打っても、もう以前のように声は聞こえてきません。

チダナンダ大師様は、次のように続けておられます。

 こうして万物はあなた方を助けんと欲しており、
 あらゆる物事はあなた方の成長のための一部にもなっているのです。
 
 ですからもし私たちがこの事実を見て取ることができさえすれば、
 私たちが朝から夜寝るまでに出会う、
 私たちの成長を助ける個々のものすべての役立て方を考えてゆくことが、
 本当にワクワクするような生涯にわたる学習となるはずなのです。
 こうした役立て方の探求には、
 決して終わりということがありません。・・・



こんな物事の捉え方ができるようになるために、
無知や傲慢さを少しでも解放していくことができますように・・・。



sachie
ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
# by ramram-yoga | 2009-09-29 21:50 | ことば・メッセージ
目に映るものは・・・
新婚(?)旅行から無事帰ってきました。

ドイツ・チェコ・オーストリアと巡り、建造物や食事、音楽など満喫してきました。

中でも数々の歴史的な建造物は圧巻でした。
写真は一番印象に残ったプラハ城内にある「聖ヴィート教会」です。

a0118928_0411921.jpg
内部に入ると、そのスケールの大きさに圧倒され、もう言葉が出ません。

とにかく、ステンドグラスが美しかった。

ふと、人間をここまで美しさに駆り立てるものは何だろう、と思いました。

ここまで美しいと感じさせたのは、単に外見だけではなく、そこに祈りがあったからだと思います。

当時の人々の宗教的な高みに達しようとする祈りに触れたような気がして、涙が止まらなくなりました。

a0118928_041352.jpg


もうひとつ。
旅行中読んでいた、ヘッセ“デミアン”の一節より。


  わたしたちの見る事物はね-・・・
  わたしたちが心のなかにもっているのと、
  同じものなんだよ。
  わたしたちが心のなかにもっているのよりほ
  かには、現実なんてありはしないのさ。



読んでいると、登場人物がヨーガの哲学で言われていることとそっくりなことをよく言っているので、不思議に思って後で調べてみると、ヘッセは東洋的な思想にも親しんでいたのだそうです。

毎日生きている世界はいかにも現実のようでも、実は心の合わせ鏡のようなものであって、外に見る世界は自分の心の投影である・・・

というのは、ギャーナ・ヨーガ(知識のヨーガ)で言われていることです。

a0118928_1355099.jpgこちらはドイツの野原に沈む夕日。

綺麗なものを見て感動したとき、
「自分の中に綺麗と思える心があるからこそ感動できるんだな」
と思います。


sachie
ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
# by ramram-yoga | 2009-09-28 01:36 | ことば・メッセージ
しばらく留守にいたします
私事ですけれども、明日から9日間ほど新婚旅行に出かけます。

結婚してもう1年半も経っていますが“新婚”ということにしておきます(笑)

行き先は今まで全く縁の無かった中欧の国々です。

つきましては、ブログもしばらくの間、お休みいたします。

a0118928_2338151.jpg
今回旅のお供をしてくれる本は・・・

・せっかくドイツに行くので
ヘルマン・ヘッセとゲーテの本

・それとヨーガの本
チダナンダ大師様の「真理への開放」
ヴィラジェシュワラ大師様の
「科学で解くバカヴァッドギーター」


それでは、行ってきます。



sachie
ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
# by ramram-yoga | 2009-09-17 23:41 | Infomation
ヨーガ・セラピー
ラムラムでは、ヨーガ・セラピーの技法を取り入れたプログラムを行っていますが、中でもよく行っている「サイクリック・メディテーション」という一連のプログラムがあります。

これは、精神状態を安定させることが分かっています。

定期的に続けていると、抑うつ・怒り・不安・敵意・恐怖などが低下し、活力が増してくる、そういった実験結果が出ています。

そんなに難しいことをしているのではないのに、です。


a0118928_23145531.jpg少し専門的に言うと、緊張と弛緩を繰り返し意識することで視床下部に働きかけ、免疫系・ホルモンバランス・自律神経系を整えていきます。


でも、やっていることはとってもシンプルで、やさしいんです。

コツは、ちょっとした意識の使い方。

日常の出来事や考え事から心を離し、ただ、ヨーガを通して“今ここに息づいている自分”に気づくのです。



日本ヨーガニケタンのリンクページには、ヨーガ・セラピーが受けられる全国各地のヨーガ教室が紹介されています。

これからも、ヨーガセラピーの需要に応えられるような環境に、少しずつなっていけばいいなぁと思います^^



sachie
ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
# by ramram-yoga | 2009-09-14 22:41 | YOGA
困難に直面したときには
a0118928_6275942.jpg 天の将に大任を是の人に降さんとするや、
 必ず先ずその心志(しんし)を苦しめ、
 その筋骨を労せしめ、その体膚を餓せしめ、
 その身行を空乏(くうぼう)せしめ、
 その為さんとする所を払乱せしむ。
 心を動かし性を忍ばせ、
 その能くせざる所を増益せしむる所以なり。


 (天が重大な任務を
  ある人に与えようとする時には、
  必ずまずその人の精神を苦しめ、
  その筋骨を疲れさせ、
  その肉体を飢え苦しませ、
  その行動を失敗させ、
  行おうとする意図と
  食い違うようにさせるものだ。
  これは天がその人の心を発憤させ、
  性格を辛抱強くさせ、
  できなかったことをできるようにさせるための試練である。)

これは、孟子の言葉であり、タビオ会長の越智直正さんが独立の苦しい時代に、ともすれば挫けそうになる心を必死で奮い立たせようと繰り返し口ずさんでおられた言葉なのだそうです(月刊雑誌「致知」より)。

以前、プロスポーツ選手のメンタルトレーナーをしている白石豊さんも同じようなことを次のように言っておられました。

 がんばっていれば、必ず壁にぶち当たる。
 壁にぶち当たるのは、がんばっていないからだと普通は思うが、
 実は逆で、がんばっているから壁にぶち当たるのだ。
 そして、一つの道を究めて大成できるかできないかは、
 数々の壁を乗り越えた後に訪れる最大の困難-どうしようもなく窮地に立たされた状態-、
 それを乗り越えられるかどうか、なのだ。

困難に直面したときにそれに立ち向かう勇気をくれるお2人の言葉です。


(写真は、以前富士山に行く途中の浜名湖で取ったものです^^)


sachie
ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
# by ramram-yoga | 2009-09-12 06:15 | ことば・メッセージ