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Day1:日本→カトマンズへ
学会発表も終わり、やっと少し落ち着いたので、ぼちぼちとチベット滞在記をUPしていこうと思います。
毎日日記を書いていたので、それをもとに、今回はできるだけ詳しく書いていけたらな、と思いますのでもしよかったら、お付き合いください^^


Day1:日本→カトマンズへ_a0118928_159119.jpg

5月18日の現地時間正午過ぎ、日本よりバンコクを経由してネパールの首都カトマンズに到着。
ラマ僧の姿もちらほら見え始め、一気にネパールモード。

Day1:日本→カトマンズへ_a0118928_152243100.jpg気温は20℃半ば~後半くらいの、少し蒸し暑い日本の夏と言った感じ。
迎えに来てくれていたバスに乗り、カトマンズ中心のシャングリラホテルへ向かいます。
カトマンズ・・・インドまでとは行きませんが、かなりの喧騒です。
顔ぶれは、まさにインド!って感じの人もいますが、私たちに似た親しみやすい面持ちの人もいます。

到着後、15時~今回お世話になったトレッキング会社コスモ・トレックの前の広場にて、グル・プージャ(護摩供養)を行いました。
今回の旅の安全と修行の成就を祈ってのグル・プージャ、その後も旅の途中で何度も何度も行いました。


Day1:日本→カトマンズへ_a0118928_15293248.jpgその後は夕食までフリータイムだったので、少しカトマンズの街を散策。
大通り沿いに歩きますがなにしろすごい車とバイクの量。
喧騒と舞い上がる砂埃のせいで少し歩いていたら疲れてきますが、好奇心がそれを上回っていろいろと歩いてまわってみました。

雑貨屋さんや食べ物屋さん・・どの店も面白いのですが、一番面白かったのがやっぱりアクセサリー屋さん、それとペーパークラフトのお店でした。
とくにペーパークラフトのお店には結構かわいいカレンダーやノートがたくさん売ってあって、それがとてもいいお土産になりました。


さて、ネパールはすでに標高1000mを超えたところにあります。
早速今日から合流したネパール人ドクターからダイアモクスという高山病予防の薬をもらい、メンバーはみんなその日から1日3回半錠ずつ服用を始めました。
あと、高所では消化が悪くなるので、胃腸薬も併せて服用を開始。

近くのレストランで軽く食事をした後ホテルに帰り、とても疲れていたため22時ごろには気が付いたら眠りに落ちていました。

(つづく)


sachie
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# by ramram-yoga | 2010-07-07 15:11 | チベット聖地巡礼2010
摂食障害の人・そのご家族が対象のヨーガ・セラピー
今日は、神戸市東灘区で始まったばかりのヨーガ・セラピークラスのご紹介です。

摂食障害の人・そのご家族が対象のヨーガ・セラピー_a0118928_8353779.jpg摂食障害の人・そのご家族が対象のヨーガ・セラピーです。

クラス情報に加え、講師の木村麻美さんの、読むだけでほっと心が温かくなるようなブログです。


摂食障害は、その症状が作り上げられる背景に長い長い年月積み重ねてきたものがあるため、すぐに治るものではありません。

自分の思うようにならないことの繰り返しに「なんで、なんで!?」と怒りと落胆ばかりの時もあります。

でも、私は最近、自分の身に起こる問題や障害っていうのは、天からいただいたプレゼントなんだなぁと思います。

人生をより豊かに、鮮やかに彩ってくれて・・・順調にいっているときには見えなかった風景が、見えてきます。

自分を少しは成長させてくれた「問題」に、心からありがとう、と言いたいです。
そして、これからやってくる問題を、歓迎できる自分でいたいと思います。

興味のある方は一度、是非参加してみてくださいね。



sachie
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# by ramram-yoga | 2010-07-06 08:54 | YOGA
日本ヨーガ療法学会第9回研究総会
日本ヨーガ療法学会第9回研究総会_a0118928_18511763.gif7月3日(土)、石川県立音楽堂コンサートホールにて、(社)日本ヨーガ療法学会第9回研究総会が行われました。
会場には1100人の参加者が詰めかけ、ほぼ満席。

今回の研究総会は、「統合医療の中のヨーガ療法 ~体と心と意識のテクノロジー~」というテーマで、種々の講演や研究発表がなされました。

…招待講演…

・渥美和彦先生(東京大学名誉教授/一般社団法人日本統合医療学会理事長)
   「わが国における統合医療の現状と問題点」

・鈴木信孝先生(金沢大学大学院医学系研究か臨床研究補完代替医療学講座特認教授)
   「統合医療として脚光浴びるヨーガ療法」

・Dr.S.C.Manchanda(全インド医学科研究所心臓病学名誉教授/医学博士/心臓病学博士)
   「ヨーガ・ライフスタイルによる心臓疾患の改善」

…大会長講演…

・上馬場和夫先生(富山大学和漢医療学総合研究所未病研究部門客員教授)
   「統合医療を発展させるヨーガの可能性」


そして、講演会場以上にいつも熱気ムンムンなのは、ポスター発表の会場です。
今回ポスター会場では過去最多の300を越える演題が発表されました。
私もそんな中に混じって発表しました。

毎回、ヨーガ療法士の先輩や仲間の発表を聞いていて、対象者に対する愛情や熱意には本当に感動します。
今回もとてもいい刺激をいただき、エネルギーをしっかり充電した感じです。



sachie
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# by ramram-yoga | 2010-07-05 18:45 | YOGA
キャンドル瞑想YOGA at 「Ram-Ram INDIA」展
キャンドル瞑想YOGA at 「Ram-Ram INDIA」展_a0118928_2215839.jpg
6月26日~7月4日まで、岡山市表町のアートギャラリーcifa-cafeで開催されている友達の個展「Ram-Ram INDIA」展にて、この土日YOGAワークショップを行いました。

昨日は雨天でしたが、そんな中みなさまに足を運んでいただき、平和の火を囲んでのYOGAタイム。
キャンドル瞑想YOGA at 「Ram-Ram INDIA」展_a0118928_22202526.jpg
「平和の火」は、広島に投下された原爆の残り火をずっと受け継いで守ってこられたものです。

その火を囲んで、自分の内側にある「平安(シャンティ)」に向けて瞑想を行いました。

ヨーガが初めてという方もいらっしゃったのですが、最初から静かで穏やかな雰囲気が漂い、とてもいい時間を共有させていただきました。


キャンドル瞑想YOGA at 「Ram-Ram INDIA」展_a0118928_22285424.jpg今日は一転、まるでインドを思わせるような暑~い屋外でのヨーガ。


懐かしい出会いあり、新しい出会いあり、とても楽しい2日間でした。

足を運んでくださった方々、心からありがとうございました^^


個展は7月4日(日)まで行っていますので、お近くの方どうぞ、足を運んでみてくださいね。
ガネーシャを始め紙粘土のいろいろな置物や小物、ニームや染物のノート、ダブプリントのスカーフやトートバック、ポーチなどなど、とってもステキな展示物たちは、その場で購入もしていただけますよ(価格もお手ごろです)。

またインドの映像や音楽、カフェメニューにはチャイもありますので、インドの雰囲気を感じたい方も是非どうぞ。


「Ram-Ram INDIA」展の詳細はこちら
PDFのダウンロードはこちら



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# by ramram-yoga | 2010-06-27 22:15 | 活動記録
「チベット旅行記」とザンパ
「チベット旅行記」とザンパ_a0118928_1256467.jpg河口慧海の「チベット旅行記」を、再度読み返しています。

河口慧海は明治生まれの僧侶ですが、仏教の原書を求めて1人、チベットに渡ります。

今回私達も訪れたカイラス山(カン・リンポチェ)やマナサロワール湖などにも訪れますが、何しろ今とは比べ物にならないほど過酷な旅で、何度も生死をさ迷うような経験をされています。

そんな中で、仏教に対する篤い信仰心と持ち前の明るさで乗り切っていく様は、何度読んでもエキサイティング、そして深い感動を覚えます。


「チベット旅行記」とザンパ_a0118928_12572437.jpgところで、その「チベット旅行記」の中で慧海さんの食事にたびたび登場するのがこの「麦こがし粉」です。

日本で言うとはったい粉なのだそうですが、チベットでは“ザンパ”と呼ばれ、今でも多くのチベット人が主食として食べているのだそうです。

右の写真のようにしてヤギの皮の袋に入れ、バター茶と塩を混ぜてボソボソになったところを、手で握って一口サイズにしてかじりながら食べていました。

私も「チベット旅行記」を読んで以来あこがれていたザンパに初挑戦。

とっても素朴ですが、やみつきになりそうな美味しさです。

今でも、この「ザンパ」とバター茶だけ、他には何も食べずに生きている人がいるようです。
野菜を食べなくても、人間って生きていけるんですね。
しかも、チベットの人たちの肉体は、驚くほど寒さに強く強靭です。


「チベット旅行記」とザンパ_a0118928_1322910.jpgところで、チベットに行ってみて驚かされたのが、人々の考えや生活がチベット仏教に根ざしているその深さでした。

チベットの人たちは何のために生きているかというと、来世の為に生きているのだそうです。
そのためにできるだけ今生で徳を積もうとします。

ずっと私達の乗るランドクルーザーのドライバーをしてくださったチベット人の方々とお別れをする時、彼らが歌を歌ってくれましたが、その意味が「私達がこうして出会ったのは、前世で縁があったからに違いない、だから私達はひとつだ」というようなものでした。



また、例えば色白に生まれたとすると、その人は前世で僧侶にミルクをお布施したから、その徳のために今生は色白に生まれたのだ、と考えられているそうです。

ところ変われば捉え方・考え方が全く違う、というのは面白いなぁと、関心してしまいました。
それに比べるととても合理的・物質主義的な日本人の考え方。
でも、どちらが正しいとも、言えるような、言えないような・・・?


(写真はすべて、聖地ティルタプリにて)


sachie
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# by ramram-yoga | 2010-06-23 12:53 | チベット聖地巡礼2010