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5月の読書本
38.「アイデンティティの心理学」 鑢幹八郎 著 (講談社)
39.「「気」を自在に使いこなす 浦田式「気の教科書」」 浦田紘司 著 (総合法令出版)
40.「新緝 森信三全集 第四巻」 森信三 著  (致知出版社)


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読書が、ほとんど進んでいません。
自分の興味のある本も、自分の臨床・研究関連の本も・・・。
大学院では研究がメインになるはずなのに、日々の授業・仕事・家事に追われてそのような時間が取れていません。
これはどうにかしなければ。

現在、京都府立医科大学で宗教哲学をご専門になさっている棚次先生の「宗教と哲学」を読んでいますが、脳のある部分が久しぶりに使われた気がしました。
つまり、とてもエキサイトしているということであり、それは本を読む原動力でもあります。
本を読むことによってしか働かない脳の部位というのが、あるのではないかと思っています。
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by ramram-yoga | 2014-05-31 23:02 |
なぜわれわれは悪をみるのか
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われわれは、自分がうちに持っているものを外に見るのです。
赤ん坊は、うちにどろぼうを持っていないから、外にどろぼうを見ません。
すべての知識がそうです。
世界の悪とそれのすべての罪のことをはなしなさるな。
自分がまだ悪を見なければならないことを、お泣きなさい。
自分がいたるところに罪を見なければならないことを、お泣きなさい。

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みなさん自身の心にむかって、「私は彼である、私は彼である」とおっしゃい。
うたのように、それを夜昼心の中にひびかせなさい。
そして死のときには、「私は彼である」と宣言なさい。
それが真理です。
世界の無限の力はみなさんのものです。
みなさんの心をおおっていた迷信を、おいはらいなさい。
勇敢になろうではありませんか。
真理を知り、真理を実践せよ。

ゴールは遠いかもしれない、しかしめざめ、たちあがり、ゴールに達するまでとまるな。


      スワミ・ヴィヴェーカナンダ『ギャーナ・ヨーガ』より
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by ramram-yoga | 2014-05-06 20:39 | ことば・メッセージ
マジョリティとマイノリティ
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大学院の、ある授業でのひとコマ。

「僕は、生き生きと充実した生活をしている人には興味はない。
 興味があるのは、失意の中にある人だ。」

と、その授業の最初に仰った先生は、“このクラスの中に1人か2人はいるだろう、現在失意の中にいる人へ”と前置きをして、新聞の切り抜きを朗読されました。
そこには、激励などではなく、上手くいかないときは上手くいかないなりに、失態をしてしまったときは失態したなりに、そんな自分から目を背けたり逃げたりするのではなく、そこに留まり、誠実に淡々と対処していく勇気をもらえるような、静かで力強いメッセージがこめられていました。

今の世間を流れる風潮には、失敗を一度したらそれでお終いで、失敗は許されないというようなニュアンスがあるように感じられます。
また、集団では特に、声を大にして発せられる意見や多数派に多く注目が向けられ、マジョリティがあたかもその集団そのものを代表するかのように錯覚されてしまうことは、少なくないと思います。
しかし、本当は“大多数=全う”とか“大多数=正常”では無いはずです。
声にならない声、弱い立場にある人、少数派は、決して軽んじられるものではないから。
少しハッとさせられた、今回のメッセージでした。

・・・・・

私が所属している臨床心理学コースには、12人の多様流派の先生がいらっしゃるのですが、まず驚いたのは、それぞれの先生の個性の強さです。
同じ心理臨床に携わっている人でも、こんなにも多様な立場に立ち、こんなにも違う意見になるのか、と。
しかし、高い専門性、研究者としてのプロ意識、クライアントの利益を最優先に考える姿勢などに大いに刺激を受け、臨床・研究に携わる者としての自分のあるべき姿について、示唆をいただいています。


(写真は、大学敷地内にて。)
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by ramram-yoga | 2014-05-03 12:05 | 大学院生活