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マインドフルネスとヨーガ療法第1講
昨日はヨーガニケタン関西支部にて、「マインドフルネスとヨーガ療法」の連続講座の第1回目が開催され、約70名のヨーガ療法士の方々がされる中、私も参加させていただきました。

今回の連続講座の目的は、今や心理学周辺領域で一世を風靡しつつある“マインドフルネス”への理解を深め、ヨーガ療法の質を高めていくこと。
第1回目の今回は、行動主義の基礎となる学習理論、そしてそこから行動分析学という分野にまで発展してきた経緯についての解説がありました。

1時間半の短い間だったにもかかわらず非常に内容の濃い講義でしたが、その中でとても印象に残ったのは、今回の大きなテーマのひとつであった「自分」という概念について、の箇所でした。

自分という概念は、実は言葉と深く関わりを持っており、言葉を獲得するにつれ、自分と他者との区別が明確になってくる。
そして、「私は~~」「私は○○」、というように、自分というものについて繰り返し発言したり考えたりすることで、自己の概念(アイデンティティ)が出来上がっていく。
・・・ということでした。

そして、あたかも実際に体験しているかのような錯覚を覚えるまでにリアルな世界を頭の中で作り上げることができるのも、言葉を獲得したからこそできるのである、ということです。
例えば、バラの花を思い浮かべるならば、あたかもバラがそこにあるかのように香りや色をイメージできます。
また、温かい緑茶をイメージするならその湯気の立っている様子や色、香り、飲んだときの熱さや味などが、あたかも緑茶を実際に飲んでいるかのようにイメージすることができます。
これを、行動分析学の言葉では「認知的フュージョン」と言われるそうです。

*************

また言葉により私たちは、自分を客観的に捉える能力も獲得したのであり、まさに言葉は、人間を人間たらしめている所以といったところでしょうか。

以上、昨日印象に残った内容を復習がてら記述してみましたが、言葉というのは非常に不思議な力を持っており、言葉によって私たち人間は想像以上に様々な能力を獲得してきたのだなぁと感じさせられた今回の講義でした。

高度な内容でついていくのに必死でしたが、次回もとても楽しみです。
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by ramram-yoga | 2013-03-31 12:45 | 心理学とヨーガ | Comments(0)
おめでとう
新しくいろんなことが始まる春。
去年に引き続き今年の春も、私の周りで3人の方が、新たなスタートを踏み出します。

一人は、この春看護学校を卒業して晴れて看護師さんになる、Aちゃん。
二年前の今頃は休学中でした。
自分で自分のことがよく分からない、コントロールができないという苦しみは相当のものだったと思います。
人の気持ちも深く汲み取れる人なので、それで辛くなることも多かったのでは。
そして、Aちゃんの場合、苦しい期間が長かった。
でも、最後のチャンスであった今年度、やっぱり看護師になりたいという強い思いを胸に勇気を振り絞って復学、ハードな実習もがんばってこなしました。
そこでのAちゃんの変化には、目を見張るものがありました。
復学して実習が始まると、どんどん生き生きとして、とても充実した日々を送っているのが言葉の端々から分かりました。

もう一人は、Sくん。
彼は理学療法士を目指して学校に通っていましたが、心身のバランスを崩して一時実習に行くことが難しくなり、一時は理学療法士の道をあきらめようかというところまでいきました。
傍から見てももう今は休学して休んだ方がいいのではと思うほどだったのですが、そこから考え方を変え、少しずつそれまでとは違った発想を取り入れるようになり、最後の力を振り絞るようにして実習に挑みました。
すると、それまで苦痛だと感じていた実習に充実感を感じるようになり、最後の実習では患者様に惜しまれるほどの本当に実りあるものだったそうです。
傍からみても、途中からどんどん生き生きして輝いていくのが手に取るように分かりました。
彼も去年の春から、理学療法士として病院で働いています。

a0118928_10184935.jpgそして、最後の一人はSちゃん。
彼女は介護士として勤務して8年目のベテランですが、人間関係のストレスからうつ状態になってしまいました。
仕事に行けなくなり休職、集中内観に2度行き自分をみつめなおしました。
そこで価値観の転換が起こり、復職。
今では見違えるほど元気に働いています。
今年、10年後福祉分野での起業を目指して新しい一歩を踏み出します。

3人ともに共通していることは、一度底落ち体験をしているということ。
そこから、いい方向に一気に転じていきました。
まさに感動のひとことです。

でも・・・

ここに来るまでに、何度、不安や孤独で一人涙したことでしょう。
挫折感ややり場のない気持ちを抱えて、いく夜、眠れない夜を明かしたことでしょう。

感受性が豊かでやさしくて、でもその繊細さゆえに傷つきやすい。
でも、そんなもろさの奥に、どん底から這い上がってくるほとばしるような生きる力強さを見たような気がしました。

これからも、きっとつまずくことや迷って立ち止まってしまうことがあると思います。
だけど、それを乗り越え糧としながら、ますます輝いていく彼らを想像しています。

誰一人として、問題を抱えていない人なんていない。
誰にだって、時として理不尽としか思えないようなことが起こったり、誰にも言えないような悩みがあったりする。
でも、それらはいつか、必ず乗り越えることができる。
困難が与えられたときには、その困難を乗り越える力も必ず与えられているのだと思います。
大きい困難が与えられ、そしてその困難を見事に乗り越えた3人を、敬意を持って祝福したいと思います。

偶然にも、3人とも医療・福祉分野で活躍する人。
本当の意味で患者さんに寄り添える素晴らしい職業人になると確信しています。


本当に、心から。
おめでとう。
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by ramram-yoga | 2013-03-27 10:19 | 最近のいろんなこと | Comments(0)
「摂食障害とヨーガ療法」WS
3月23日(土)は、ふうや内観研修所にて、「摂食障害とヨーガ療法」のワークショップをさせていただきました。
東は東京より、西は広島より、熱心なヨーガ療法関係者にご参加いただき、とても充実したワークショップになったと思います。
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(写真は、和気藹々とワーク中のところ。
 摂食障害の認知行動療法【CBT-E】の技法もご紹介し、いくつか実践してみました。)

今回は、摂食障害に関する基礎情報に加え、摂食障害にヨーガ療法が介入し症状が消失した事例を2例、摂食障害の方への具体的なアプローチに関するワーク、また、3月にオープンした摂食障害の方のためのヨーガ療法グループプレマの紹介など、盛りだくさんな内容となりました。
中でも一番盛り上がったのは、ディスカッションタイム。
生徒さんに摂食障害の方がいらっしゃる先生や、当事者・元当事者の方々からのリアルな意見など、貴重な発言が飛び交い、私たちも非常に貴重な勉強させていただきました。

ディスカッションの最後には、摂食障害の治療抵抗性について、見解を深めることができました。
摂食障害の場合は、「治りたい気持ち」と「治りたくない気持ち」が混在し葛藤しているのですが、ヨーガ療法はじっくりとその「治りたくない」方の気持ちに寄り添い、向き合っていくことができるのではないか、というご意見をいただきました。
たとえ無意識的にでも「治りたくない」と思っている場合は、病気を持っていることによって、自分が支えられているからであり、中には摂食障害の症状を持っているから今生きていられる、という方もいらっしゃいます。
そのような場合に、「治りたくない」もそのまま受け入れながら、ゆっくりじっくりお付き合いさせていただく、そのようなことがプレマのスタンスでもあると思っています。

といっても、まだ始まったばかり。
今回はまずそのスタートが切れたという意味で、いい機会をいただきました。
参加者の方々からも貴重なご意見をシェアしていただき、今後さらにブラッシュアップしていきたいと思っています。
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by ramram-yoga | 2013-03-26 07:36 | 活動記録 | Comments(0)
Ram-Ram 4周年
今日は月に1度ヨーガニケタン関西支部で行われる早朝ヨーガ行に参加しました。

師匠のお話で心に残った内容を。


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【指導者の4段階】

1.指示した通りにさせる。
 ・・・とにかく、自分の言う通りにさせる。

2.説明する。
 ・・・相手の納得するように丁寧に説明しながら指導する。

3.背中を見せる。
 ・・・言葉ではなく、立ち振る舞いや人間性により相手をひきつける。

4.心に火をつける。
 ・・・眠っている相手の探究心・向上心を目覚めさせる。

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下にいくほど、指導者としては高レベルです。

特に4は、自分がなぜヨーガをここまで継続して学んできたのかを振り返ってみると、まずここからだったなと、思いました。

7年前に心にヨーガの火を灯していただき、ずっと消えずに今も灯り続けています。

そして今日で、ヨーガクラスラムラムも活動丸4年となりました。

5年目も、1日1日を大切に、ひとつひとつの出会いを大切に、活動していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。
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by ramram-yoga | 2013-03-17 20:14 | YOGA | Comments(0)