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カテゴリ:ことば・メッセージ( 49 )
2つのコップ
祖母の初盆で実家の岡山へ帰り、お墓参りをしてきました。

最近いっそう、大好きだった祖母のことをよく思い出します。
祖母が亡くなった当初は、別れの悲しさをどうすることもできませんでした。
でも、それとは反対に、死後むしろ祖母の存在を強く感じるようになりました。

例えば祖母から受け継がれてきたこの身体。
その他にもちょっとしたしぐさ、考え方など、どうしようもなく祖母が私の中に入り込んで一部になっている、そんな風に感じています。

祖母の言ってくれた言葉、優しさを思い出すたび、離れようとしても決して離れられないような場所、一番近くに祖母がいる、と感じます。

祖母は亡くなる3年前に私に“2つのコップ”というお話をしてくれました。
癌が見つかり、抗がん剤治療をしていた頃のことです。

「これはおばあちゃんが一人で考えた、へんてこな話だと思って聞いてね。
 人がこの世に生まれてくるとき、みんな2つのコップを持ってくるのよ。
 一つのコップには水がいっぱいに入っていて、もう一つのコップは空なの。
 そして、生きていくにつれて、水の入っているコップから空のコップにだんだんと水がそそがれていくの。
 水の入っているコップの方が空になったときに人生が終わるんだけど、
 でもね、その時もう一つのコップには、注がれた水以上に沢山の水があるのよ。
 その水はね、人から親切にされたときとか、幸せを感じたときとかにも、コップに注がれるの。
 だからね、コップには水が沢山注がれていっぱいになって、あふれだしてくるの。
 そのあふれだした水をね、おばあちゃんは他の人のコップに注ぎたいの。
 そして水を注ぎ終わったら“あぁ、終わったなぁ”って、この世を離れていけると思う。
 だから、最後まで精一杯することができる状態でいたいと思うの。」


a0118928_23433215.jpg・・・最期、祖母は「もう思い残すことはない」と、言っていました。
凛として死に向かっていった祖母の姿は、私の死生観に深く影響を残したと思います。
人が一つの人生を生きた事って、すごいことなんだ。
生きているときの行為・発した言葉・生き様、すべてが周りに影響を及ぼしていく。
その意味で人は死後も永遠に生きつづけると感じています。
亡くなった祖母の影響を今も受け続けているし、たぶんこれからも、ずっとそうだと思います。

そんなことを思ったとき、今の自分の行為や言葉、日々の思いはどの様に周りに、または自分自身に影響を及ぼし残っていくのだろうとも、考えさせられる今日この頃です。


sachie
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by ramram-yoga | 2009-08-18 23:35 | ことば・メッセージ | Comments(2)
闇を背負いなさい
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「闇を背負いなさい」

闇が暗ければ暗いほど、小さな光の尊さを感じることができる ―

               佐村河内守

(月間到知「我が人生の挑戦」より)


全聾の作曲家、佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏が、フジテレビ(TSS報道特別番組)
『いま、ヒロシマが聴こえる…』~全聾作曲家・佐村河内守が紡ぐ闇からの音~
という番組に出演されるそうです。

佐村河内さんの存在を知った時、こんな壮絶な人生を歩んでいる人がいるということに、とても衝撃を受けました。
被爆二世として生まれ、作曲家として活動する中で突然全ての聴力を失い、想像を絶する苦悩の中で作られた「交響曲第一番」。
聴いていると打ちのめされるような絶望の中に一筋の光明が射してくる、佐村河内氏の生きている世界そのもののような気がしてきます。

各地域での放送時間は次のとおりだそうです。

北海道文化放送 2009/8/27(木) 25:55 - 26:50
a0118928_14275179.jpg仙台放送    2009/8/10(月)26:10 - 27:05
福島テレビ   2009/8/11(火)14:05 - 15:03
フジテレビ   2009/8/7(金) 27:30 - 28:25
富山テレビ   2009/8/19(水)25:50 - 26:45
福井テレビ   2009/8/14(金)14:05 - 15:00
東海テレビ  2009/8/6(木) 26:45 - 27:45
長野放送    2009/8/9(日) 24:50 - 25:45
テレビ静岡   2009/8/18(火)25:30 - 26:25
関西テレビ   2009/8/9(日) 25:40 - 26:35
岡山放送    2009/8/9(日)24:25 - 25:25
テレビ愛媛   2009/8/16(日)24:25 - 25:25
テレビ西日本 2009/8/10(月)26:15 - 27:10
テレビ新広島 2009/8/6(木) 15:00 - 15:55
                (再)25:15 - 16:10
山陰中央テレビ2009/8/10(月)25:05 - 26:00
テレビ長崎   2009/8/16(日)25:20 - 26:15
テレビ熊本   2009/8/18(火) 15:03 - 15:58        sachie
テレビ大分   2009/8/12(水) 9:55 - 10:50         ブログランキング・にほんブログ村へ

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by ramram-yoga | 2009-08-06 14:45 | ことば・メッセージ | Comments(2)
出逢い
「そのときの出逢いが」

a0118928_22552058.jpg出逢い そして感動

人間を動かし
人間を変えてゆくものは
むずかしい理論や
理屈じゃないんだなぁ

感動が 人間を動かし
出逢いが 人間を
変えてゆくんだなぁ・・・・・・・


8月がやってきました。

冒頭のことばは、最近トイレに飾っている相田みつをさんの日めくりカレンダーの1日目にあるものです。
やさしく包み込んでくれるようなあったかい相田さんのことば。
しかし相田さんは、一旦仕事場に入ると家族でさえ決してそこに足を踏み入れないほどの恐ろしくなるような気迫を漂わせ、全身全霊でことばを生み出されるのだそうです。


このことばを見て、改めて自分の今感じていることを大切にしよう、と思いました。

例えば自分のやっていることに迷いが生じたとき。

頼りになる人からの助言はとっても大切にしたい。
文献に書いてあることや常識も、必要。

でも、自分の心の声にも耳を傾けていよう。
静かでささやかな声かもしれないけど。

正しいとか間違っているとか、ではなくて。
筋が通っているとか曲がっているとか、でもなくて。

何かと出逢ったときになぜか出てくる涙、やさしい気持ち、鳥肌が立つような感動・・
時にはショックやむなしさ、寂しさ、悔しさ・・

わからなくなって立ち止まってしまうような時、自分の感じていることにそっと耳を傾けそれに従っていける、そんな風でありたいと思います。


このブログを見てくださっているみなさんに、今月も素敵な出逢いがいっぱいありますように。



sachie
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by ramram-yoga | 2009-08-01 23:28 | ことば・メッセージ | Comments(0)
歯を磨くように・・・

a0118928_2349317.jpg「心構えは、どんなに磨いても、
 毎朝、ゼロになる能力である。
 ちょうど毎朝起きたら歯を磨くように、
 心構えも毎日磨き直さなければならない」


社会教育家の田中真澄さんの言葉です。
致知メールマガジンより)

「今度こそはこうしよう!」とどれだけ決心しても、また同じ過ちをしてしまう。
そして自分を責める、その繰り返し。

そんなときこの言葉に出会って勇気付けてもらいました。
昨日の晩のことです。
どんなに失敗しても、何度でもスタートラインに立ち戻ろう。
目標を見失わずにいよう。
と、この言葉は一日一日を意識的に過ごす秘訣を教えてくれているようです。
そして、今のありのままの自分を受け入れることの大切さを教えてくれているようにも感じました。


・・・それでもどうしても気持ちが浮かず、落ち込んでしまうときもあります。
そんなときには、文学博士・鈴木秀子さんによると「魔法の秘訣」があるのだそうです。
例えば「明るく生き生きと生きたい」と思うなら、心の中でこう唱えてみるのだそうです。

「私は明るく生きたいのだ。
 明るく生きられる。
 もっともっと明るく生きられる。」

心というものは、実はとても単純なもの。
自分が方向を決めれば、そのとおりに心は従っていくのだ、と。

私も早速、騙されたと思って(笑)声に出して唱えてみました。
言葉の力って不思議で、本当に気持ちが明るくなってきます^^



sachie
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by ramram-yoga | 2009-07-24 23:51 | ことば・メッセージ | Comments(2)
長生きの秘訣?
暑い日が続いています。

今日、月刊雑誌「致知」をパラパラ読んでいたら、神戸にお住まいの100歳の現役牧師である大嶋常治さんのインタビューが載っていました。

現役で100歳って、すごいですよね。

a0118928_1756829.jpg
その大嶋さんがいつも心がけていることとは、次の7つのことなのだそうです。

・嘘をつかない
・あんまり怒らない
・あんまり人の悪口を言わない
・あんまり悔やまない
・あんまりお金を貯めない
・あんまり貧乏しない
・あんまり野心を持たない


この “あんまり” っていうのが、肩の力が抜けていてなんとも好きです。

この寛容さ・楽天的なところが、長生きの秘訣なのかな^^


sachie
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by ramram-yoga | 2009-07-13 18:01 | ことば・メッセージ | Comments(0)
記録する、ということ。

生きていれば毎日いろんなことに出合うだろう。

でもその時は強烈な印象を受けたとしても、人間は悲しいもので時間がたてば忘れてしまう。

どんな天才の記憶力も一行の記録には敵(かな)わない。

                                 見城慶和 月間雑誌「致知」より

a0118928_1223126.jpg
記録をとることで一日一日が単なる時間の経過ではなく、体験として積み重なっていく。

そうやって蓄積されたものは次のものを見る目となり、その目を通して見たものはより価値あるものになる。 

記録なしには成長はない、だからその日の出来事は必ずメモを取る。

夜間中学の教員であり、映画『学校』のモデルの一人となった見城先生は、このようなことを絶えず大切にして仕事に従事してきたのだそうです。


・・・

最近出会ったこの言葉が、深く印象に残りました。


記録とは、後から読み返すものでももちろんある。
でもその前に、今の立ち位置、現状をしっかりと把握することも記録の大きな意義なのだと思います。

今見ているものを「見ている」と確認すること。
今感じていることを「感じている」と確認すること。

ああなりたい、こうなりたい、と、外にばっかり気をとられてしまうときもあるけれど、このようにして今の自分の立ち位置をしっかりと踏みしめる。

良かった出来事だけではなくて、嫌な思いをした出来事も・・・
楽しさや嬉しさだけではなくて、惨めさや悲しさも・・・
しっかりと確認しながら、大切にしながら1日1日を過ごしていく。

そんな風でありたいなぁ、と思います。

この言葉に出会って、最近サボり気味だった10年日記の記録を再開しました。
ちなみに10年日記をつけ始めて、今年で9年目です。
空欄も多いですがあまり何も長続きしない私なので、よく続いたなと思います・笑。

そして、この感動を早速、ここにも記録しておきます^^


 sachie*
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by ramram-yoga | 2009-06-08 12:50 | ことば・メッセージ | Comments(2)
今日の素敵な言葉

   自分にはすべてが与えられている、
   すべてのことは自分が何かを学び、
   深まるために起こると自覚して、
   いまを尊く生きる

         玄侑宗久
         致知が贈る「明日をひらく言葉」より


a0118928_2112169.jpg自宅にある日めくりカレンダーの、今日の素敵な言葉です。

時々過去のことを思って「本当にあれでよかったのだろうか」と不安になったり・・・。

未来のことを思って「自分にそれだけの能力があるのか」と自信をなくしたりするとき。


怯えて逃げ腰になったり諦めたりするのではなく

重圧に同調して力むのでもなく

ただ静かに等身大の自分を認めて、今できる精一杯を尽くす。


そんな風でありたいなと思わせてくれた、今日の一言でした^^


sachie
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by ramram-yoga | 2009-05-18 21:03 | ことば・メッセージ | Comments(2)
「不足がちなところ」を何よりも尊重するべきものとして

先日、通っているヨーガ教室でのこと。

以前私は股関節を痛めたことがあり、それからというものあまり動きがよくありません。

それを見た先生が、私にかけてくれた一言。

「よかったね。」

どこか体に悪いところがあるほうが、自分を大切にできるし、人の痛みもわかるからね、と。


普通なら、身体に不調があったら、その部分を嫌い排除しようとしてしまいます。

身体以外にも、不都合なことから目を背けてしまったり、「これさえなければ・・」と思ったり。

私はよく、そうしてしまう自分に気づきます。

でも、本当はそういうところこそ、大切にするべきところなのかもしれません。



そんなことを考えていたら、ある言葉を思い出しました。


・・・体で「いちばん貧弱」とみなされている部分が、だいじなのです。
わたしたちは、体の部分で「たいしたことない」と思ってしまうところを、なによりも尊重するようにします。
それで、わたしたちが「目ざわりだ」としていた部分が、よりすぐれた調和をもたらすようになるわけです。
調和がとれている部分には、そうする必要はありません・・・。
 神は、「不足がちのところ」をなによりも尊重すべきものとして、体を組み立てられました。
それで体に分裂がなくなり、各部分が互いに配慮しあうようになるのです。
(コリントの人々への手紙Ⅰ 12章22-26節) 本田哲郎「釜が崎と福音」より


ヨーガは意識を内側に向け、からだと心を静かに「みる」ことからはじまります。

そこには善悪の判断はありません。

ただ、自分の内に起こってくる様々な出来事を、観察します。

そうして得ることのできた“気づき”が、自分(からだ、心)との調和へと導いてくれるのだと思います。

股関節の動きの悪さも、私に自分の身体を見るきっかけを与えてくれたんだな。

今回の先生の一言で、これからも自分を深く知るためにヨーガを続けていきたい、と思いました。
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by ramram-yoga | 2009-03-30 13:51 | ことば・メッセージ | Comments(0)
夢ひとすじ
昨日雑誌を見ていると、そこにIKKOさんが「夢ひとすじ」と書いているのが目にとまりました。

自分の夢を実現するために、横道にそれず目標だけに集中すること、と。


ヨーガでも、「不貪(むさぼらない)」という言葉があります。

必要以上のものを所有したり欲しがったりすることで、心を煩わせる要素が増え、それだけ目標が遠のいてしまう、ということです。

“むさぼる”と聞いただけでちょっと野蛮な感じがしてしまいますが、考えてみると日常生活の中で、どれだけ無くてもいいものを抱え込んでしまっているのだろう?と思います。

あれが欲しい、これが欲しい、今よりもっとこうしたい・・・

きれいなもの、便利なもの、美味しいもの、気持ちのいいもの。

そんなものを必死になって求めてしまう、それほどまでに、美しいものや美味しいものなど感覚的な楽しみは魅惑的なんだなぁと思います。


でも、知らず知らずのうちにそれが一番の目標になってしまっていたら、ある時ふと、とても虚しくなることがあります。

だって形あるものは全て、いつかは無くなってしまうのだから。

そして私たちは、いつかは死んでしまうのだから。

お金も、所有しているものも、死を前にしたら、何の意味も持たない。


だから、本当に自分にとって一番必要なものは、大切なものは何?と、いつも問いかけていたいと思います。

そんなとき、おのずと目標とか夢がはっきりとしてくる気がしています。
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by ramram-yoga | 2009-03-13 23:04 | ことば・メッセージ | Comments(0)