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カテゴリ:INDIA( 2 )
ある御方との出会い
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ことあるごとに脳裏に浮かぶ、あるお方がいます。
もうほとんど10年前になりますが、2008年の5~6月、インドを訪れていた時のこと。
2週間ほどは、お師匠さんと他のお弟子さん達について聖地などを訪れ、その後3週間は1人旅をしました。
まだヨーガの道に入って間もない頃で、インドの聖地や聖者についても無知だった頃です。
インドに行った時点で、3週間の予定をまだ何にも立てていなかったので(笑)、その時インドでご一緒していた仲間から勧められたところにそのまま行ってみることにしました。
その場所が、ティルダナマライにあるラマナ・アシュラム、そしてポンディシェリにあるシュリ・オーロビンド・アシュラム、そしてムナール、ケララ州にあるフォートコーチン。
おまけにケララでは、アーユルヴェーダ医による日本語訳付のアーユルヴェーダ3日講座を運よくブッキングできました。
現地のガイドさんが驚愕するほどの、運がいい旅程となりました。

その中の一か所、一番印象に残っているのは、ラマナ・アシュラムです。
ラマナ・アシュラムは、ラマナ・マハリシ(以下、バガヴァーン)という今は亡き聖者のアシュラム(道場)で、宿泊施設もありますし、おいしい食事も3食いただくことができます。
そこに2泊3日だったか3泊4日だったか、滞在しました。
アシュラム内を散歩していると、同じくアシュラムを訪れているサドゥー(行者さん)が親しみを込めて声をかけてくれます。
アシュラムでは、聖典読誦やチャンティング(真言の詠唱)等、プログラムが決まっていますが、英語がほとんど分からなかった私は、売店で売っていた日本語のバガヴァーンの伝記を読んで過ごしました。
のどが乾いたら、アシュラムの入り口のココナッツ売りさんのところに行き、新鮮なココナッツ・ジュースを飲みながら。
それまで知らなかったバガヴァーンと、魂が触れ合うような時間でした。

アシュラムの中で、一番好きだった場所は、瞑想ルームでした。
そんなに広くない部屋の中に、バガヴァーンが横たわってくつろいでいる絵画が置いてあり、それに向かって各々瞑想します。

ある日、朝早くに目が覚め、4時頃に瞑想ルームに向かいました。
瞑想ルームは、まだ人がまばらで、その中で瞑想を始めました。
始めて間もなく、私のすぐ左後ろに気配を感じました。
いつの間にか、部屋の一番隅で、座って瞑想をしているお方がいたのです。
そのお方を一目みた瞬間、あまりの美しさに息を飲みました。
暗闇の中なのに、光っているのです。
その姿からは、息や動きの一切が感じられず、微動だにしません。
ただ静かに座っているだけなのに、その存在感に圧倒されてしまいそうでした。
あまり振り返ってジロジロも見れないので、前を向きなおしましたが、それでもそのお方の存在感が、伝わってくるのです。
しばらくして気が付くと、そのお方の姿はありませんでした。

たった、それだけの出会いです。
お話をしたわけでもありません。
なのに、それからというもの、折に触れて、そのお方のことを思い出すのです。
どんな人だった?と問われると、「ブッダ」と答えると思います。
ブッダと出会ったことがないにもかかわらず、それしか答えが見当たりません。

あの崇高な姿を思い出すだけで、心に清浄さが広がります。
どのようになりたい?と尋ねられると、あのお方を思い浮かべます。
その意味ではこの10年間、ずっと、私を導いてくれたお方でもあります。

たくさん会って触れ合う人がより多く影響を及ぼすのでは、ないのですね。
あのようにたった1度、少しの間、しかも言葉の交流が無くても、このように大きく人生に影響を及ぼすような出会いも、あるのですね。

今朝も、そのお方のことを、思い出していました。








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by ramram-yoga | 2017-08-07 17:08 | INDIA
インドからの便り
仕事と創作活動を兼ねてインドに半年間滞在中の友達から、昨日電話がかかってきました。
長く滞在すればこそ、インドのいろいろな面が見えてくるそうです。
インドはとにかく、「ノープロブレム」とは無縁の国、言ってみれば「何でもあり」。
それでも、インド独特の生活スタイルや価値観と、ときどき衝突しながらもうまく付き合ってインド滞在を楽しんでいるようです。

私も去年の春、5週間ほどインドに滞在していましたが、滞在を終え日本に帰ってきてまず思ったことは「静か!」
インドは本当に賑やか、クラクション、人の声、動物の鳴き声、どこからか爆音で聞こえてくるマントラ・・・。
一人で旅していても、そこらじゅうから感じる遠慮のない視線、シャイなようでも一度話しかけるとフレンドリーでどこまでも親身(時におせっかい)な愛すべき人たちのおかげで、さびしくなることはほとんどありませんでした。
そして、食べ物、宗教、服装、アート、すべてインドは独特で、知れば知るほど奥が深くって、なんだか離れられなくなっちゃうような国です。

さて、そんな私はインドに行って一週間もしないうちに、予期せずしてすっかりインドの魅力にとりつかれてしまいました。
それまでは、自分とはどこか無関係な国だと思っていたのですが・・・。
そして、このインド滞在は、私のヨーガ人生の中でも大きな転機となりました。
人生どこでどうなるか、分かりません(笑)。

a0118928_19224434.jpgでも、“インド”とひとくくりにしてしまっても、実際に触れるのは、それぞれの人生を背負ったリアルな一人の人間。

その人間の生活に触れ、時間を共有し、その人のことを愛しいと思ったとき、その人の住んでいるインドという国、風景、音楽、食べ物、服装などを、もっと知りたいと思わずにはいられません。

人が生きている。
その中には必ず、生命力、美しさ、魅力、そういうものを感じさせられるし、その部分にどうしようもなく惹かれてしまいます。

写真は、友達が送ってきてくれた、ラジャスターン地方(インド北西部)のある村の羊飼いのおじさん。
今この瞬間も、このようにして全く違う世界で、全く違う生活を送っている人がいるんですよねぇ。

友達が帰国する6月に、関西で何かイベントをする予定ですので、またこのブログでもお知らせします^^



sachie
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by ramram-yoga | 2009-12-25 19:30 | INDIA