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“宗教的であること” と “実際の生活”
先日、NHK「こころの時代」に宋吉寺前住職の西川玄苔さんが出演され、お話しされていた内容がとても心に残りました。

a0118928_2211597.jpg西川さんは、エゴ(我)をどうしたら無くすことができるのか、若い頃とても悩まれたのだそうです。

例えば戦時中で飢えていた時、目の前に出されたお米に思わず我先にと手を伸ばした自分に気づいたとき。
教師の頃、表向きは平等に接していたが、心の中では選り好みをしていた自分に気づいたとき。

どれだけ座禅で無我の境地に達しても、世俗的な生活に戻るとエゴが頭を出してくることに、愕然としたそうです。

そのことに気づいたときから、“宗教的であること”と“実際の生活”とを、どのようにしたら調和させて生きていくことができるのかを、考えるようになられたのだそうです。

そこでたどり着いたのは「大事なことはエゴを無くすことではない。エゴを自覚することだ」ということ。



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自分の中にあるエゴを取り去って、心を浄化したい。
尊い存在や清らかさに強く焦がれて、そこに心を合わせようとした時に初めて、それまで見えていなかった自分の身勝手さや浅ましさが見えてくるもの、なのだと思います。

しかし、そこで落胆して立ち止まってしまわず、エゴの発見を第一歩として、世俗的な世界と調和しながら心を清めていく。
そんな生き方が出来るのだと思わせてくれたのは、西川さんの言葉だけではなく、86歳でありながら少年のように輝いている瞳や、神々しささえ感じさせるようなお姿だったのだと思います。

一丁前に悩んだり問いを抱えているつもりの私なんて、まだまだひよっこなんだな~という気がしてきました・・・^^


(写真は、昨日登った剣尾山の山道で出逢ったお地蔵様です。)


sachie
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by ramram-yoga | 2010-02-08 22:11 | ことば・メッセージ
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