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ラージャ・ヨーガ 本能的性質の克服
a0118928_225877.jpg日本ヨーガニケタン主催のYIC(ヨーガインストラクター養成講座)のテキストにもなっている本。
『ヴィヴェーカナンダ・シリーズ(←私が勝手に命名)』第Ⅰ弾。
(第4弾まであります)

ラージャ・ヨーガの“ラージゃ”とは「王様」という意味で、その名のとおりさまざまなヨーガの要素が統合された修行体系、ということです。

また、よくヨーガで持ち出されるたとえがあります。

湖の底に、光る宝石がある。
しかし、水面がさざ波で覆われていたら、また水がにごっていたら、水底の宝石の輝きは見ることができない。
この宝石に例えられているのは、私たちの本質である。
そしてさざ波や水のにごりは、私たちの心の状態である。
水面に宝石本来の持つ輝きが現れ出るように、波立ったりにごったりしている心を、静かに、澄み渡った状態にするのが、ヨーガである・・・。


ラージャ・ヨーガの根本経典である「ヨーガ・スートラ」の書き出しには、次のような言葉があります。

ヨーガとは、心素(心)の働きを止滅することである。 

つまり、絶えず活動している心の働きが静まったとき、その背後にある本質が輝きだす、というのです。
そして、心について探求し、心の働きの制御法を確立している修行体系が、ラージャ・ヨーガということです。

この本の著者であるスワミ・ヴィヴェーカナンダ大師は1893年、シカゴで開催された世界宗教者会議でヨーガの智慧であるヴェーダンタを説いたのだそうです。
それをきっかけにヨーガは世界的に認知されるようになり、まさにスワミ・ヴィヴェーカナンダは世界に最初にヨーガを知らしめたその人でした。

この本では、ラージャ・ヨーガのとっている立場について、またラージャ・ヨーガの概要、そして根本経典であるヨーガ・スートラの簡単な解説が書かれています。
少し難しいのでなかなか全部理解できないでいるのですが、文中でのスワミの語りかけは、心の奥まで浸透して後々まで残るような、不思議な力がある気がします。

とても洞察が深く読むたびに発見があり、また言葉の表現が素晴らしくって、何度も読み返すヨーガ・シリーズの1冊です。


a0118928_2293412.jpg著者のスワミ・ヴィヴェーカナンダ。
この写真に引き寄せられるようにしてこの方の本を読み始めたのが、私がヨーガを学び始めるきっかけになりました。



sachie
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by ramram-yoga | 2009-12-14 21:21 | | Comments(0)
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