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私は人々の役に立っている
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新年度が、始まりましたね。

息子はこの春から年長さんです。
通っている保育園では、年長さんは一目置かれる存在。
年中以下の子どもたちは年長さんを慕い、年長さんは下の子の面倒をよく見ます。
毎年、年長さんに上がった子供たちをみていますが、顔つきがどんどんお兄さん・お姉さんらしく変わっていきます。
自分は必要とされている、責任があるという感覚が出てくるからなのだと思います。
息子も年長さんになることをずっと楽しみにしていて、4月からはりきって登所しています。
それと同時に、自分からゴミ捨てをしたり植木に水やりをしたりと、家の手伝いもしてくれるようになりました。

そういえば先日、私が体調を崩した時、ホッカイロを引っ張り出してきて「これをお腹に当てれば?」と持ってきてくれた息子。
それが本当に気持ちよく、体調を楽にしてくれました。
息子は、自分の行動が役立ったのかどうか知りたくて、「どう?」と何度も私の顔を覗き込んできます。
そして、私が気持ちよさそうにしているのを確認すると、なんとも満足そうな笑みを浮かべました。
その笑顔が、とびっきり好きな食べ物をほおばる時や、欲しかったおもちゃを買ってもらった時にさえも見られないほど、満足感にあふれていました。

その時に思いました。
あぁ、子どもだって、本当に嬉しいのは、与えてもらう時ではなく、誰かに必要とされ役立っていると感じる時なんだなぁ、と。


アドラー心理学での、子育ての目標は、子どもに以下の3つの感覚を育てていくこと。
 「私には能力がある」
 「人々は仲間だ」
 「私は人々の役に立っている」


そして、改めてはっと気づいたのです。
子育ては、親が子供を満たすために与えて与えて与えて・・、としているようで、実はそうではないのですよね。
本当は与える、つまり必要とされ役立っていると感じることで、他の誰でもない与える側の私が満たされていたのでした。
今まで、ずっと^^






by ramram-yoga | 2017-04-07 05:23 | 出産・子育て
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