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本日ただいま誕生
終戦後のシベリアで凍傷にかかり両足を切断し、絶望のどん底から義足で托鉢行脚を始めた「足無し禅師」、小澤道雄師。
師のご著書である「本日ただいま誕生」を読み、こんな人生を送る人がいるのだと、そのあまりにも壮絶な内容にただただ驚き、運命の不思議さと宿命の厳しさというものを感じました。

27歳で人生のどん底を体験し、自分は仏に見捨てられた、もう祈るのはやめようと決意した時、心の底からひらめきに似た思いがわきあがってきたのだそうです。


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 苦しみの原因は比べることにある。
 比べる心のもとは27年前に生まれたということだ。
 27年前に生まれたということをやめにして、今日生まれたことにするのだ。
 両足切断したまま今日生まれたのだ。
 今日生まれたものには一切がまっさらなのだ。

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そんな師は、後に妻となった小澤道仙さんによると、まるで達磨(だるま)さんか布袋さんのような風貌をし、いつも穏やかな微笑みを絶やさず、縁ある人たちのために尽くした方だったそうです。
そして、以下のような信条を心にとめておられたとのこと。


 1.微笑を絶やさない
 2.人の話を素直に聞こう
 3.親切にしよう
 4.絶対、怒らない


とてもシンプルなように見えて、これを徹底するのはきっと、相当大変なこと。
中でも、怒らないということ。
私の最近のテーマでもあります。
今年の締めくくりにふさわしい本に、出合わせていただきました。

この本を読んでから、「本日ただいま誕生」という言葉、私も時々朝に声に出して言います。
よし、自分はこういう風に生きていこうと決めた瞬間から、新たに生まれ変わることができるのだと思います。
「どうせ自分は○○だから」とか、「~~と言われたからダメだ」と、知らず知らずのうちに、自己イメージで自分を縛り付けてしまいがちですが、本来の自分はきっと、そのようなイメージから全く自由になることができる。
大好きな言葉のひとつになりました。

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by ramram-yoga | 2013-12-13 23:41 | ことば・メッセージ | Comments(0)
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