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美しいものを通して真理に至る
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真理との関係において美を語りますと、美は一面において真理の結果であるとともに他面、それは真理への道でもあります。
美が真理への道であるとは、私達は「美しいものを通して真理に至る」ということです。


では、「美は真理の結果である」とは、どういうことなのか。
それは、真理こそ、何ものにも優って美しいものであると言うことです。
美は真理の上に咲く花です。
真理が深まるほど、美も一層美しさを増します。


a0118928_20213714.jpg美というものは、単に対象の事物にあるのではなく、それを眺める人の心にあるのです。

魂の深さが、普通の人には平凡と見えるものにも美を見出させるのです。

一つのものを美しいと感じるか、否かは、それを見る人がどれだけ深く人生を眺め、どれだけ深く存在に触れているかにかかっています。



真理は非合理性をも含むものであるように、深い美は醜いものの奥にも見出されます。

すべては、見る人の魂の問題であり、その人がどれだけ深く存在の根源に触れているかにあります。
ほんとうの存在をとらえることは、最高の美を発見することです。

その意味において、真理への意志は同時に美しいものへの憧憬(あこがれ)でもあると考えられるのであります。


                      澤瀉久敬著「哲学と科学」より

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by ramram-yoga | 2013-04-04 20:13 | ことば・メッセージ
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