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マインドフルネスとヨーガ療法第1講
昨日はヨーガニケタン関西支部にて、「マインドフルネスとヨーガ療法」の連続講座の第1回目が開催され、約70名のヨーガ療法士の方々がされる中、私も参加させていただきました。

今回の連続講座の目的は、今や心理学周辺領域で一世を風靡しつつある“マインドフルネス”への理解を深め、ヨーガ療法の質を高めていくこと。
第1回目の今回は、行動主義の基礎となる学習理論、そしてそこから行動分析学という分野にまで発展してきた経緯についての解説がありました。

1時間半の短い間だったにもかかわらず非常に内容の濃い講義でしたが、その中でとても印象に残ったのは、今回の大きなテーマのひとつであった「自分」という概念について、の箇所でした。

自分という概念は、実は言葉と深く関わりを持っており、言葉を獲得するにつれ、自分と他者との区別が明確になってくる。
そして、「私は~~」「私は○○」、というように、自分というものについて繰り返し発言したり考えたりすることで、自己の概念(アイデンティティ)が出来上がっていく。
・・・ということでした。

そして、あたかも実際に体験しているかのような錯覚を覚えるまでにリアルな世界を頭の中で作り上げることができるのも、言葉を獲得したからこそできるのである、ということです。
例えば、バラの花を思い浮かべるならば、あたかもバラがそこにあるかのように香りや色をイメージできます。
また、温かい緑茶をイメージするならその湯気の立っている様子や色、香り、飲んだときの熱さや味などが、あたかも緑茶を実際に飲んでいるかのようにイメージすることができます。
これを、行動分析学の言葉では「認知的フュージョン」と言われるそうです。

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また言葉により私たちは、自分を客観的に捉える能力も獲得したのであり、まさに言葉は、人間を人間たらしめている所以といったところでしょうか。

以上、昨日印象に残った内容を復習がてら記述してみましたが、言葉というのは非常に不思議な力を持っており、言葉によって私たち人間は想像以上に様々な能力を獲得してきたのだなぁと感じさせられた今回の講義でした。

高度な内容でついていくのに必死でしたが、次回もとても楽しみです。
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by ramram-yoga | 2013-03-31 12:45 | 心理学とヨーガ | Comments(0)
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