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光を当てる作業
最近、ゆっくりブログを書く時間が確保できず、文章化することで自分の気持ちをある程度整理させていた私にとって、経験したいろいろな出来事を言葉にできないまま置き去りにしてしまうことが消化不良の原因になっていたりするのかもしれません。

なので、できるときにできるだけ、文章にはしていきたいと思っています。


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昨日は、カウンセリングを学ぶヨーガ療法士仲間でカウンセリング実習をしました。

初回面接において、来談者(クライエント)の困っていることを聞き出し、見立てをして今後のカウンセリングの道筋を立て、それを来談者を共有をしていく(目標の一致)練習です。

この中で難しいのは、来談者が何についてどのように困っているか、これを共感していくことなのですが、これがなかなか、というか、非常に難しいのです。

なぜなら、カウンセラーは自分の価値観で来談者の“幸”“不幸”を勝手に判断しているかもしれないからです。

「この人は○○の状態だから、不幸だろうな」
「かわいそうだな」
「こうしてあげたい」

来談者に対してカウンセラーが、これらのような思いを持ったとしたら、それは“逆転移”であり、カウンセラーが自分の思い込みの中でクライエントを判断してしまうことになります。

あくまで“ものわかりの悪い”カウンセラーになり、来談者の事を知ろうとすること。

それはいわば、来談者がうすうす分かっていながらも、自覚できていなかった心のわだかまりに光を当てていく作業でもあります。

カウンセラーが何かを教え導くより前に、“光を当てる”そのこと自体が、変革の大きなエネルギーに転換していくのだと、感じました。

自分の問題に立ち向かおうとする心細いときに、そこに同伴してくれるカウンセラーという存在は、来談者にとってどれだけ心強く感じられることでしょうか。

それだけで、確実に何かが変わり始めると思うのです。

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by ramram-yoga | 2012-12-19 23:09 | 心理学とヨーガ
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