今日はアドラー心理学の育児学習コースに参加してきました。
今日は全8章あるうちの第4章「共同の課題」でした。
前回では子どもと親それぞれの課題を分けて考えることを学んだのですが、今回はそれらの課題を分けて考えた上で必要あらば両者の了解のもと「共同の課題」とすることができる、ということでした。
たとえば、子どもが勉強をするしないは“子どもの課題”ですが、子どもが親に「宿題がわからない。教えて」と頼めば、子どもの課題に対して親が協力するという形になり、宿題が親子にとっての“共同の課題”となるわけです。
ここでキーとなるのが、子どもに頼まれた場合にのみ、親はその宿題を“共同の課題”とすることができる、ということです。
「言葉で頼む」というのが、共同の課題にするための必須項目なのです。
たとえば子どもが「わかんない~!」とだけ言ってゴネていても、親は手伝わないのです。
かといって親は子どもが頼んでくるのまで放っておくわけでもなく、必要に応じて子どもに「何か手伝えることはありますか」とたずねたりもします。
要するにここで親は、子どもが「自分は能力がある。親は私の仲間だ。」と感じるような働きかけ(アドラーの子育ての目標)をしていきます。
今回出された宿題は、相手からお願いされたことに徹底的に応える、ということ。
うちの1歳4ヶ月の息子はまだまだ会話はできず、何かして欲しいときには「んー!んー!」と訴えます。
今週一週間は、徹底的にこの子の欲求に応じてみようと思います。
家事のときも抱きついてきたら、家事の手をとめて抱っこする。
忙しいときなんかは難しいですが、とにかくやってみよう。
今日はいっぱいいっぱい私に抱きついてきた息子を、いっぱいいっぱい抱っこしました。
(写真は動物園にてお友達と。)