昨日は鳥取県の米子にある
ヨーガニケタン本部にて開催されたグルプージャに参加してきました。
グルプージャでは私たちにヨーガの智慧を伝えてくださった歴代のヨーガ行者の方々へ感謝し、アグニホトラ(護摩供養の火祭)を行います。
ヨーガにおいて、火(アグニ)には2つの意味合いがあると言われています。
一つ目は、浄化。
もうひとつは、闇を照らす光。
火は私たちの無知を焼き払って浄化し、智慧を照らす光・・・。
昨日米子は日中34℃の酷暑だったのですが快晴でとても気持ちのいい一日でした。
一年前ヒマラヤの突き抜けるような青空の下で護摩供養を行いながら修行をした毎日を思い出していました。
またこの一年間自分がどのように日常生活にヨーガの智慧を役立ててきたのかを振り返り、今後一年どのように取り組んでいくのか、また自分の品性を高めていくのかについて瞑想しました。
最近よく思うことは・・・
人間の価値が真に問われる時というのは、何かでっかいことを成し遂げたかどうかとかそういうことではなくて、日常のささやかな場面での振舞いなんじゃないかなということ。
家族や友人など身近な人をいたわり、優しく接しているのか。
自分を卑下したり痛めつけるようなことをしていないか。
言葉遣いや振る舞いで周りの人をハラハラさせたり傷つけたりしていないか。
誰も見ていない時に、自分がどんな行動をとっているのか。
今の私の課題だな、と思います。
特に今年は、“言葉遣い”がテーマです。
グルプージャでは普段なんとなく思っていたことを改めて整理し決心するとてもいい機会となりました。
そしてこのようにヨーガの智慧に出会えたのも、途切れることなくヨーガの智慧を代々伝えてくださった歴代のヨーガ行者の方々のおかげであり、後世に生きる私たちへの愛があってこそ。
深く感謝するとともに、私も前に進んでいきたいと思います。
(写真は2010年ヒマラヤの聖地ティルタプリでの護摩供養時のショットです)
sachie