Ram-Ramのホームページはこちらをクリックして下さい
キーとなる音楽
最近、NHKの科学番組「サイエンスZERO」で五感の働きについてしばらくの間シリーズをしていたので興味深く見ていたのですが、五感とは思っていた以上に私たち人間の生命維持に深く関係しているんだな、と感じました。

確かに、おいしいものや気持ちのいい感触、見栄えのいいものなどを「もっと、もっと」と際限なく求め続けてしまう苦悩の大元でもある五感です。

でもその前にまず、自分にとって危険なものから身を守ることはもちろん、あらゆる情報を感じ取ることのできる、五感はまさに人と外の世界を結ぶ架け橋のような、とても重要な役割を果たしているのだと、今更ながらとても感心しました。

a0118928_1265545.jpg五感それぞれにいろいろな役割や特徴があるのですが、中でも嗅覚は、思考回路を通さず直接、記憶などをつかさどる「海馬」という脳の部分と直結している、ということです。

それでなるほど、懐かしい匂いをかぐと思い出の風景や感情がよみがえったりする訳です。

また、アロマセラピーがちまたで人気なのも、この嗅覚の特徴が理由なのかもしれません。

****************

一方、聴覚も同じく、海馬と直結しているといわれています。

最近、以前よく聴いていた音楽を自宅で何気なく聴いていると、突然当時の情景がありありと目に浮かんできて、感情が高まって音楽と一緒に大泣きしていました。
そんな自分にちょっとびっくりしてしまいましたが(家で良かった)、やはりそのように人の深い部分に眠っている記憶や感情をわき起こさせるきっかけとなるような「キーとなる曲」って、誰にでもあるものだと思います。
もしかして、思いもよらない曲かもしれないけれど。

ついでに、久しぶりにピアノに向かいましたが、懐かしい旋律を弾くたび、湖の底から水泡が浮いてくるように、「ぷかっ」「ぷかっ」と、いろんな感情が沸きあがっては消えていきました。
中には、もう自分の中では過去にできたと思っていた思い出に、思いがけず心が揺れ動いたり・・。
音楽って、不思議です。

ちなみに、思いがけず大泣きしてしまったのはこの曲、ショパンの「舟歌」。
聴いていたのはアシュケナージの演奏だったのですが、彼の演奏のはyou tubeでは見当たらなかったので、you tube内で一番それに近いと感じた演奏をここに貼り付けました。



曲の持つエネルギーとダイナミズムが、感情を全て受け止めて昇華させてくれるような、大きな優しい海原のように感じました。


・・・ちなみに、音楽療法士の立場から言わせてもらいますと、聴くと心が安らぐ曲や、自分の気持ちを代弁してくれるような歌を自分の中に持っているのは、とってもいいことなんですよ。

あなたの、とっておきの曲は、どんな曲ですか^^




(写真は、近所の修道院の塀につたう、アイビーです)



sachie
ブログランキング・にほんブログ村へ

[PR]
by ramram-yoga | 2010-10-22 12:03 | music | Comments(0)
<< 非暴力についての瞑想 サウンド・エデュケーション >>